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GTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)で脱原発

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大停電最悪のシナリオ【電力不足詐欺GGH】

 私は、大停電評論家を自称している。いろいろ調べた。電気工学は私の専門であり、電気主任技術者でもある。

 さて、今夏、需要が供給力を上回った場合、大停電の危険がある。
いくつかのシナリオが考えられるが、過去の大停電の経験と研究から最もありうるシナリオをここに提示してみよう。




 まず、大停電を定義しよう。大停電とは、電力系統の全停事故のことである。最近の新聞報道では、大規模停電と言う言葉がよく使われているが、これは、電気工学の用語ではない。大規模停電と言う言葉を見るたびに、イライラする。きちんと定義されていない言葉だからである。何を意味しているのか分からないので、イライラするのである。

 大停電ではないが、広範囲な電力系統の停電は、広域停電と言う。
大停電と広域停電、そのほかに、輪番停電、作業停電など、停電に関する用語がある。それぞれきちんとした定義がある。マスコミが好んで使う大規模停電と言うのはやめてほしい。

 計画停電と言う言葉もあるが、これは電力会社の造語で、輪番停電の言い換えのようである。



 さて、大停電の話だ。

 過去の大停電の研究から、そのメカニズムは分かっている。
 カスケーディングと呼ばれる現象があり、大停電は、これによって起こるのである。

 今夏、日本の電力供給に不安があると言われている。東電は、今夏の最大需要を5500万キロワットと推定している。そして、供給力が5500万キロワットを少し超える程度なので、もしも、需要がこれを超えてしまえば、大停電の準備が出来上がる。

 広域停電は、送電容量や変電容量が足りない時も起こりうるが、今夏は、こっちは心配する必要はない。

需要>供給

これが、大停電の前提条件である。


こうなるとどうなるか。
1)まず、周波数が下がる。
2)周波数が下がれば、発電機の回転数が下がる。

 電力系統に連なる発電機は、数百あるであろう。この数百の発電機で、電力需要をまかなっているのである。
 たとえて言うと、3人乗り自転車みたいなもので、それぞれ力を出し合って、一定速度で運転しているようなもの。しかし、あまりにもきつい坂道がくると、自転車は速度を落とし、倒れてしまう。これが大停電である。

具体的には、北米大停電を例に挙げて説明しよう。

北米大停電では、ある一箇所の送電線が樹木により停電したことから始まった。
送電線の停止により、その送電線に連なる発電所も停止した。

発電所がいくつか停止したために、供給力が落ちた。

需要>供給

と言う大停電の条件が整った。

 こうなると、周波数が下がる。周波数が下がると、発電機の速度が下がる。
しかし、あまり下がりすぎると、発電機は脱調してしまうのである。脱腸ではなく、脱調である。
 同期発電機の脱調現象である。同期発電機は、系統周波数といつでも同期していなければならない。その同期が取れなくなり、系統離脱、停止してしまう現象である。発電機にはいくつかの種類があるが、電力系統に連なる発電機は、すべて同期発電機である。例外はない。

3)脱調に弱い発電機がいくつか脱調して、系統を離脱する。

すると、
4)需要>>供給

と言う関係になり、事態はさらに悪化する。

すると、
5)さらに系統周波数は低下し、
6)別の発電機が脱調し、

7)需要>>>>供給

と言う事態に発展し、

8)最終的には、系統に連なるすべての発電機が停止する。

大停電の出来上がりである。以上の現象をカスケーディング現象と呼ぶ。

北米大停電では、このカスケーディング現象が始まってから、十数分で大停電に至った。
特に、最後の数分で9割がたの発電機が停止している。

つまり、

需要>供給

と言う事態になれば、あっという間に大停電になる可能性があるのである。

 一度、大停電が起これば、復旧に時間がかかる。完全復旧には、数週間を要するであろう。病院の電気は止まり、信号は停止する。電車も運行を停止し、エレベーターは停まり、人が閉じ込められる。大パニックになるであろう。しかも、さらに重大な事態が待っている。

 原発の外部電源喪失である。予備の電源やバッテリー、さらには、電源車が用意されているとはいえ、大停電のパニックの中、原発が正常に自動停止できるだろうか?もしも、それに失敗すれば、福島原発事故の再来である。







今夏、日本でこの大停電が起きるであろうか?
マスコミは、一瞬でも需要が供給を上回れば、大規模停電の危険があるなどと危機を煽る。

結論だけ言えば、大停電は起こりえない。広域停電も起こりえない。
理由はいろいろありすぎるほどある。
電力関係の専門家なら、ありえないと断定するであろう。
実際、大停電の危険があると言う専門家はいない。電力会社も大停電は心配していないようだ。
(危険を煽っているのはマスコミ報道)

付け加えれば、節電の必要さえないであろう。
電力は余っているのだから。

分かりやすい大停電の解説は、ネット上に見当たりません。
以下のものがその中でも分かりやすいほうです。
北米の大停電http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=01-07-02-15

| 脱原発日記 | 15:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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