天然ガス

GTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)で脱原発

>> EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

>> EDIT

米北東部、ガス暖房への切り替え進む

James Owen
for National Geographic News
November 15, 2011
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20111115001&expand&source=gnews
 アメリカ北東部が厳しい冬を迎えるこれからの3カ月間、暖房用油の価格が記録的な高さになるとの見通しが発表された。このニュースは、石油暖房の比率が最も高い同地域に暗い影を落としている。

 しかし、ペンシルバニア州のミドルタウンに住むルース・トリンブル(Ruth Trimble)さんは落ち着いている。2年ほど前に石油暖房機を廃棄し、ガスボイラーを設置したからだ。給湯器も以前の電気式からガス式に切り替えたという。

天然ガスGGJ】【シェールガス革命GGJJ】






 石油とは反対に、天然ガスの価格は下がっている。これまでガス価格は石油に連動して上下していたが、両者の関係は分断されたようだ。今冬に予測されている石油価格高騰に反し、近年、ガス価格は下落傾向にある。新旧の採取技術を組み合わせ、地下数キロの軟岩層「シェール層」から天然ガスを大量に抽出できるようになったことが大きい。以前は、技術やコストがネックとなって採算のとれる坑井は限られ、シェールガス利用の見通しがつかなかった。

 軽油と同じ石油製品である燃料油は、価格の高騰が契機となり、アメリカの家庭や事業者向け市場で着実にシェアが減少している。北東部での価格は2003年末から2004年初頭の冬と比べて2倍以上に上昇。今冬には天然ガスの2倍の価格になると予測されている。米国エネルギー省エネルギー情報局(EIA)によると、100万BTU(英国熱量単位)あたり約13ドル(約1000円)のガスに対し、石油は27ドルにもなるという。

 今冬は、ヨーロッパでも石油価格の記録的な高騰が予測されている。しかし、アメリカと違ってガス価格が依然として石油と連動しているため、家庭の暖房用燃料が天然ガスへと切り替わる動きはない。一方、ペンシルバニアでは、家庭にガスを引き込む設備工事が追いつかない状況だ。

 ただし、価格だけが需要急増の要因ではない。アメリカ北東部は8月のハリケーン「アイリーン」で洪水に見舞われ、多くの家庭で暖房器具が使用不能になった。この被害を契機に、ガスへの切り替えが注目されるようになったという。

 とはいえ、切り替えにはそれなりの費用がかかる。一般的な家庭で、屋内外の配管や器具の設置などを含めて最低でも2000ドル(約15万円)が必要だ。予算5000ドルもざらで、油漏れした石油タンクを埋設場所から撤去するとなれば、一挙に数万ドルに跳ね上がる。また、地域によってはガス管を各家庭まで引き込む費用もかかり、隣近所で費用を分担しなければならないケースもある。

 しかし、燃料油業者も手をこまねいて見ているわけではない。北東部でのシェアはまだ25%以上ある。利用者向けのキャンペーンも抜かりなく、現時点での切り替えはギャンブルであり、ガスと石油の価格が逆転する可能性もあると慎重な行動を呼びかけている。

 EIAの全米調査によると、2010年の段階で燃料油や灯油を使って暖房していた家庭は約6%。1970年は26%、2000年は9%であり、着実に減少している。

 ガス価格の一時的な急騰で減少傾向が鈍る時期もあったが、北東部では1970年代のオイルショックが天然ガス利用に拍車をかけた。なお、電気式ヒートポンプが一般的な南部への人口移動も、減少傾向の一因として挙げられる。

 業界の予測では、ガス価格は現在の安値に留まると見ている。水平掘削技術と水圧破砕法(フラッキング)を組み合わせた新手法により、シェール層からガス採取が可能となったため、アメリカ国内で供給量と可採埋蔵量がともに増加しているからだ。世界最大級の天然ガス貯留層「マーセラス・シェール」は、北東部のウェストバージニア州からニューヨーク州にかけて24万6000平方キロの円弧状に広がっている。

「メタンによる強い温室効果など環境問題の観点から懸念する声もあるが、増産によって将来的にも安定供給が可能となった」と、米ガス協会のジム・ランフォン(Jim Ranfone)氏は話す。「石油のような価格の乱高下も起きないため、しばらくは大船に乗った気分を味わえそうだ」。

| 天然ガスニュース | 23:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://keikakuteiden1.blog.fc2.com/tb.php/399-ebac35be

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。