天然ガス

GTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)で脱原発

>> EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

>> EDIT

~中国、インド、ASEAN~(2)インドへの急接近 「対中バランサー」期待

 ベトナム政府が作成した1枚の地図がある。南シナ海のベトナム沿岸が、160の区画に区分され、それぞれ数字が記入されている。石油・天然ガスの開発鉱区を示したものだ。

 南沙諸島の西、南部ニャチャンの沖合120キロ、中国・海南島の南600キロに位置する区画「148」には、爆弾が炸裂(さくれつ)したようなマークが記されている。中国国家海洋局所属の監視船3隻が5月、ベトナムの資源探査船を威嚇し、水深30メートルの調査用ケーブルを切断した事件があった地点だ。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111024/asi11102407580005-n1.htm

【政治GGJK】【天然ガスGGJ】






2011.10.24 07:56
 注目されるのは、そのやや南、カムラン湾の沖合にある区画「127」と「128」。ベトナムが、インドとの共同開発を計画している区画である。

 共同開発は、ベトナム国営石油会社ペトロベトナム(PVN)と、インド国営石油天然ガス公社(ONGC)との間で行われる。中国は「この海域での共同開発は、中国の領有権と権益を損なう」(外務省報道官)と、反発している。にもかかわらず、共同開発に踏み切ったのはなぜか。

 関係者によると、ベトナム側の事情はこうだ。

 「電力需要は年に約15%伸びており、毎年200万~300万キロワットの電力を創出しなければ追いつかない。現在の水力発電所3基では無理で、原子力発電所を建設しようとしている。同時に、天然ガスと原油も重要な電力源だ。だが、産出量は落ちている」

 共同開発は主に、電力需要をまかなうためだというのである。なるほど、電力源のシェアをみると(1)水力36%(2)天然ガス18.5%(3)石炭10.5%(4)重油3.3%-などとなっている。エネルギー需要の急増に対応しなければならないのは、インドも同じで、「経済的利害が一致した」という。


2011.10.24 07:56 (2/3ページ)[中国]
ニャチャンの海軍基地に停泊する艦船。5月には沖合の南シナ海で、ベトナム探査船のケーブルが中国に切断される事件があった(青木伸行撮影)

ニャチャンの海軍基地に停泊する艦船。5月には沖合の南シナ海で、ベトナム探査船のケーブルが中国に切断される事件があった(青木伸行撮影)

 それ以上に「対中国という要素が大きい」と、関係者は明かす。つまり「南シナ海での共同開発は、中国の不当な領有権主張を、実態として切り崩そうというものであり、これを後押しするというインドの意思を、明確に示すもの」なのだ。さらに「インドが後ろ盾なら、中国も実力行使はできまい」との読みもある。

 ベトナムとインドは、12日の首脳会談で戦略的協力関係を構築するなど、外交関係を強めている。石油・天然ガスの共同開発は、戦略的協力関係の象徴のひとつだといえよう。

 経済分野では、貿易額を2015年までに倍増させようとしている。そして、軍事分野でインドは、ベトナムの潜水艦旅団の編成などを支援し、ベトナムが約2億ドルを費やし、軍民両用の総合港に再開発する計画のカムラン湾を使用できるよう求めている。

                 □   □

 ハノイとホーチミンを結ぶ国道1号を、ニャチャンから南へ30キロほど下ると、カムラン湾が見えてきた。ノリやエビの養殖場が広がり、のどかな風景だ。かつて米軍が建てた橋もある。右手の山の周辺には、ミサイル基地があるという。

 しばらくすると、「立ち入り禁止」の看板が目に入った。構わず進むと、その先には海軍基地の検問所があった。かつてベトナム戦争当時には米軍が、その後はソ連軍が使用しアジア・太平洋に、にらみをきかせていた。基地の近くに住む女性(40)は言う。

 「ソ連軍がいたときには、中国も南シナ海とベトナムに手を出せなかった。ソ連軍が撤退したら中国がいじめを始めた」


2011.10.24 07:56 (3/3ページ)[中国]
ニャチャンの海軍基地に停泊する艦船。5月には沖合の南シナ海で、ベトナム探査船のケーブルが中国に切断される事件があった(青木伸行撮影)

ニャチャンの海軍基地に停泊する艦船。5月には沖合の南シナ海で、ベトナム探査船のケーブルが中国に切断される事件があった(青木伸行撮影)

 政府は再開発後のカムラン湾を、潜水艦や空母を含め、各国の海軍艦船に「門戸」を開放するとしている。だが、その真の狙いは米、インド海軍などの艦船を半ば「駐留」させることで、中国を牽制(けんせい)することにあると、軍事専門家の間では分析されている。

 共産党一党独裁のベトナムではしかし、報道、情報統制が厳しく、カムラン湾の再開発や、インドとの石油・天然ガスの共同開発計画を知らない住民が、少なくない。それを知る建設業を営む男性(45)を、ようやく探し当てた。

 「再開発も共同開発も、インターネットで見て知っている。外国の艦船が来て、それで中国も手を出せなくなるのであれば、計画を推進してほしい。インドとの共同開発も、経済的な利益になるならいい。国際協力によって、領有権を守り、中国に侵略されないのであればなおさらだ」

                 □   □

 首都ハノイ。旧市街の活気あふれるドンスアン市場などは、中国製の衣類や雑貨であふれかえっていた。中国は最大の輸入先(約200億ドル)で、貿易赤字国(約127億ドル)だ。

 それでも中国への経済依存度を徐々に他国に分散させ、外交、安全保障では「全方位」体制を築く-。ベトナムのこうした対中姿勢は、カムラン湾と沖合の開発に端的に表れており、温度差こそあれ、東南アジア諸国に共通している。そして、東南アジア諸国は中国に対する「バランサー」として、インドに急接近しているのである。(カムラン湾 青木伸行)


| 評論 | 18:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://keikakuteiden1.blog.fc2.com/tb.php/369-b8e28a49

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。