天然ガス

GTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)で脱原発

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□【Q&A】ガス火力を増やすと、ガス料金が値上がりして、お湯も沸かせなくなると聞きました。心配です。【天然ガスGGJ】

【質問】
原発を停めて、その代わりに天然ガス火力を動かすと、需要が急増し、ガス料金が値上がりして、お湯も沸かせなくなると聞きました。心配です。




【お答え】
今現在のことで言えば、天然ガス火力は安い発電方法です。そして将来どうなるかは、誰も確実なことは言えません。もしも、将来の価格がわかれば、天然ガス先物を買ったり売ったりして、お金持ちになれるので、そういう情報は、表に出てこないでしょう。

天然ガス高騰要因
1)日本、ドイツやイタリア等の脱原発による需要増
2)日本の電力会社等は、割高の天然ガスを殿様商売で買い付けている。今後も、割高価格で購入する可能性がある。(要するに交渉が下手。長期安定契約を結びたい日本は足元をみられている)
実績で、ヨーロッパ諸国の3割高、アメリカの価格の2倍と言われている。(しかし、買い付け価格は企業のトップシークレットなので正確なデータは出てこない)

天然ガス価格安定要因(石油に比べて)
1)天然ガスは、世界市場が確立されておらず、相対長期契約か基本なので、安定している(スポット市場はごく一部)
2)需要増は、むしろ、価格安定に寄与する。なぜなら、開発が進み需要量を上回る供給量増が期待できるから
3)天然ガスは受け入れや輸送インフラが必要なので、途上国の需要がまだ少ない。途上国の需要増は、今のところ心配ない。
4)市場規模が小さく、投機の対象になりにくい
5)天然ガスの用途は、燃料や発電なので、石炭と競合しており、石炭に代替可能
6)世界各地で開発が進んでおり、今後も供給力の増加が期待できる(シェールガス革命)
7)日本が世界最大の輸入国であり、マーケットをコントロールすることが可能かもしれない
8)産出国は、世界中に散らばっている。オペックのような強力な組織はない(似たような組織はあるが機能していない)
9)石油価格との連動傾向が低くなり、石油価格との価格差が広がっている
10)日本がカナダをはじめ開発利権を各地で確保している(開発主体に投資しているので、優先的に輸入できる)
11)資源枯渇は100年以上、心配はない

価格安定要因は、上げればきりがないです。価格は相当下がっていますので、これ以上の下げはないらしいですが、上げ要因と安定要因がどのように作用するかは、わかりません。アナリストがどういう予想をしているのか探したら、以下のような記事がありました。


投資会社の以下のような記事を見つけました。6月17日の記事

Canada’s Oil Deals Falling Most Since 2003 as Crude Rallies
By Jeremy van Loon - Jun 17, 2011 4:01 PM GMT+1200
http://www.bloomberg.com/news/2011-06-17/canada-s-oil-deals-falling-most-since-2003-as-crude-rallies.html
The gain in oil has made prices for oil reserves more expensive, limiting potential buyers, while analysts forecast natural gas will stay below $6 per million British thermal units for the next three years, less than half the July 2008 peak.




原油の高騰が投資家の投資機会を制限している。加えて、アナリストは、天然ガスの価格は、今後の3年間は$6/MBtu以下に留ると予想している。この価格は、2008年のピーク価格の半分以下であるにも関わらずだ。(つたない翻訳ですいません)
MBtu(million British thermal units)と言うのは、天然ガスの量の単位です。

熱量換算すると、だいたい石油は1barrel = 5.8MBtu、ですから、
$6/MBtu×5.8MBtu/barrel=$34.8/barrel(天然ガスの熱量換算、バレルあたりの価格)
発電に使う場合は、天然ガスのほうが効率がいいですし、やっぱ、安いですね。約3分の一。

参考資料

原発を不要にするシェールガス革命
ロシアがガス供給で日本に手を差し伸べた本当の理由
2011.04.29(Fri)  日台 健雄
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5957

まとめ
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5957?page=6
 これまで「ポスト福島」のエネルギーを巡る状況について長文を書き連ねてきたが、最後に要点をまとめておくと、以下のようになろう。

(1)原子力発電は事故がなくてもコスト面で割高であり、安全面だけでなく経済的に見ても合理的な発電方法ではない。

(2)脱原発と再生可能エネルギーへのシフトが望まれるが、現実的には過渡期において他のエネルギー資源に依拠する必要がある。

(3)過渡期のエネルギー源として有力な選択肢は、相対的にCO2排出量が少ない天然ガス火力発電と、天然ガスを原料として蓄熱も可能でエネルギー効率の高い燃料電池。

(4)日本への液化天然ガス(LNG)の供給国は主にアジア・オセアニア、中東、ロシアに分布しており、地域的に多様化しつつある。

(5)世界の天然ガス価格動向は、米国でのシェールガス革命による生産増加を背景に、原油価格とのリンクが外れつつある。

(6)シェールガス革命によって玉突き式にロシアの欧州向け天然ガス輸出が減少し、供給余力が生じている。

(7)天然ガスの確認埋蔵量は20年間で1.5倍に増加しており、今後も技術革新により増加する可能性が高く、枯渇は見込まれない。

(8)円高基調にあることを生かして、積極的に外国でのガス田の権益を確保する戦略的資源外交が求められる。



関連記事
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5957?page=6
* ロシアの目の前にぶら下がるチャイナマネー (2009.12.24)
* 原発を不要にするシェールガス革命 (2011.04.29)
* 中央アジアの資源に手を伸ばす中国 (2010.02.05)
* 欧州の「ガス危機」、今冬は大丈夫? (2009.12.07)
* ロシアとEUのガスパイプライン競争 (2009.07.23)
* いつ再燃してもおかしくないガス供給問題 (2009.02.12)
* ガスプロムが輸出戦略を大きく修正? (2009.10.29)
* 天然ガス紛争、被害者はどちら? (2009.01.09)
* 中露蜜月に水を差す天然ガス問題 (2011.06.23) - wedge.ismedia.jp
* 世界経済危機後のロシア周辺諸国 (2009.06.25)

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