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GTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)で脱原発

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「夏場の電力供給問題は深刻」?【電力不足詐欺GGH】【中部電力】

浜岡原発全機停止すると、「夏場の電力供給問題は深刻」でしょうか?
そんなこたーねぇです。計画停電はないし、責任ある者は、誰も深刻などと言っていません。




北米大停電中部電力最大電力推移
責任ある者とは、
政府と中部電力ですね。政府は、大丈夫だと言っている。まあ、あまり当てにならない政府だから、信頼性は乏しいかな。
中部電力は、何も言っていない。

「深刻」と言っているのは、この記事をよく読むと分かるように、この記事を書いた新聞記者。憶測です。そして、その憶測は、間違っているのです。こういうのを風聞の流布と言うのではないですか。(よく読まないと、記者の憶測が紛れ込んでいるのが分からないような記事は、報道として失格です。事実と記者の憶測や推定は、はっきり区別して書け!バカヤロウ!)

何がどう間違っているかは、前の日記に詳しく書きました。。

今回は、細かい話ですが、供給予備力について。
下の記事にあるように、浜岡原発全機停止すると、供給予備力が約3%になります。この計算は、前回しましたが、繰り返しますと、

火力+水力設備容量(2,911万kW)/最大需要2008年(2,821万KW)
=103.19%
予備率 約3.2%

火力+水力設備容量(2,911万kW)-最大需要2008年(2,821万KW)
=90
予備容量 90万KW

まあ、これで電力は足りているので、停電はないと一応言えるのです。

実際、浜岡原発が全機止まっていたときがあって、それでも、節電の要請さえなかったと言う実績があります。関電から融通を受けていたようですが、今回もそうすればいいのです。

======================

ただ、供給予備力が少ないと、いくつかのケースで停電する可能性があります。
1)猛暑が襲い、エアコンフル稼働で最大電力記録を更新する場合
2)発電所が事故停止した場合
3)発電所につながる送電線が事故で停止した場合

2)と3)は、地震や雷が原因になりうる。

こういう非常事態に備えて、予備の電力は大きければ大きいほどいいわけです。

では、具体的に、1)2)3)のケースで最悪の事態を想定してみましょう。

供給力が不足すると、周波数が低くなります。ある程度それが続くと発電機がトリップします。発電機保護のためです。一つの発電機が止まると、さらに、供給力が下がり、周波数はさらに下がり、他の別の発電機が止まります。そうすると、さらに供給力が下がり、と、連鎖反応的に発電機が止まり、ついには、すべての発電機が止まってしまうと、大停電の出来上がりです。この現象を「カスケーディング」といいます。

今まで、世界で起こった大停電は、大体この現象で起こっています。この現象は、あっという間に起きます。北米で起こった大停電では、約十分間に、数百の発電機が止まりました(左図)。

さて、中部電力の浜岡原発を全部止めると、供給予備が、たったの90万KWです。もしも、1)2)3)のような事態になったら、予備の電力でも足りなくて、需要が供給力を上回り、カスケーディング現象が起きて中部電力管内全停、大停電が起きるでしょうか?

 まず起こらないと考えていいでしょう。なぜなら、需要が供給力を上回り、周波数が低下するような事態が発生すれば、UFR(低周波数継電器)が働いて、一部地域の負荷を系統から切り離し(一部地域を停電させて)需給バランスを回復させることが自動的にできるシステムになっているからです。

たとえば、今年の3月に東京電力は計画停電(輪番停電)をしました。なぜなら、福島原発とそのほかの火力が止まって、揚水発電も運用しなかったので、供給力不足になる恐れがあったからです。

3月13日には、予定していた計画停電を回避しました。その理由は、東電のニュースリリースによると、一つには、供給力不足が回避されたからですが、もう一つの理由は、「*UFRによる対応の目処が立った」と書いてあります。

需給逼迫による輪番停電の回避について
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031227-j.html
                             平成23年3月12日
                             東京電力株式会社



(前略) こうした状況の中、本日午前、「明日(3月13日)以降、輪番停電をお願いする
可能性」をお知らせいたしましたが、明日につきましても、本日同様に、*UFR
による対応の目処が立ったことから、明日の輪番停電は回避することができる見通
しとなりましたので、お知らせいたします。(中略)

*UFR(Under Frequency Relay)
 :周波数が低下した場合、負荷を自動的に遮断するシステム



このことは、何を意味するかと言うと、地震や雷などにより、供給力が落ちたら、UFRで一部地域を停電させて、大停電を回避すると言う意味です。

UFR以外にも、バックアップの継電器が多段的に備えてありますので、東電でも中部電力でも、大停電の備えは万全です。専門家は、予備力が不足していても、大停電は起こりえないと考えています。もちろん、それは、一部地域の停電は起こりうると言うことです。

繰り返しになりますが、供給予備力が少ないと、不測の事故の時に、供給力を増やすことができず、周波数が低下し、UFRが働いて、一部地域の停電は避けられない、と言うことです。ただ、マスコミやインチキ評論家が言うような「深刻な」事態や「大規模な停電」は、起こるとは考えられません。

しかし、人間のやることですから、絶対はありません。まるで、考えられない事態で大停電は起こるかもしれません。ただ、専門家はそのシナリオが想定できない。

専門家でさえシナリオの書けない想定外の大事故と言うのは、安全工学の教えるところによると、計算外、想定外の人為ミスや設計ミスが必ず絡んでいます。ですから、もしも大停電が起こるとすると、その原因は、予期せぬ人為ミスか設計ミスであり人災です。けっして、予備力不足ではありません。

結論:
1)浜岡原発を全部止めても設備に多少の余裕があるので停電しない
2)ただ、地震などで事故が起こったとき、一部地域で停電するかもしれない
3)しかし、大停電が起こると言うことは、まず考えられない


現実的には、3%の予備力だと心配なので、関電から100万KWぐらいの融通を受けるでしょう。
そして、来年、2012年7月には、LNG上越火力発電所 238万kW (2012年7月運転開始予定) がありますので、予備力不足も解消します。

以上の予測は、今まで以上に電気を使わない、最大電力は記録を更新しないと言う前提です。中部電力だけでなく、すべての電力会社は、年率数%の最大電力増加を予測して設備投資計画を作っています。

もしも、最大電力の記録が更新されず、むしろ、年々下がっていくのであれば、原発増設計画も必要なく、現在のままで大丈夫です。現在のままと言うのは、中部電力だけでなく、日本中すべての原発を止めても電力設備には余裕があるのです。原発即時全停止は、非現実的ではなく、現実的な目標なのです。大停電の心配はないです。

今後、最大電力は更新されるでしょうか?(右図参照)。少子化と節電努力がこれだけあるのですから、最大電力は更新されないと思います。エネルギーをどんどん使い成長を続けると言う社会モデルの転換期がいままさに日本にやってきていると思います。その転換モデルの中に、原発を入れる必要はありません。

<浜岡原発>停止の判断持ち越し 電力不足や地元雇用などで
(毎日新聞 - 05月07日 20:12)
毎日新聞

 中部電力は7日午後、名古屋市内の本店で臨時取締役会を開き、菅直人首相が要請した浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の原子炉3基の全面停止について協議した。中部電は「首相の要請は重い」(幹部)としており、定期検査中の3号機に加え、稼働中の4、5号機も津波対策が完了するまで停止する方針を固めている。ただ、原発を全面停止した場合、夏場に電力不足に陥る懸念があるほか、燃料調達コストの大幅な上昇も必至。このため、この日の取締役会では「顧客や原発が立地する地元、株主などへの影響も大きい」(幹部)として全面停止の最終判断を8日以降に持ち越した。

 7日の臨時取締役会は水野明久社長らが出席し、午後1時から約1時間半行われた。会議では運転中の4、5号機と定期検査中の3号機をすべて停止した場合の夏場の電力供給や、原発の代替として増強する火力発電の燃料確保の見通し、経営に与える影響などを議論した。

 中でも、夏場の電力供給問題は深刻で、合計出力が約360万キロワットの浜岡原発の3基を全面停止すると、想定される夏のピーク時の最大消費電力(2560万キロワット)に対する供給余力は3%程度まで落ち込む。このため、会議では電力不足を起こさないか慎重に判断する必要があるとの意見で一致した模様だ。

 一方、原発停止に伴う地元自治体や下請け業者への影響も話し合われた。菅首相の突然の浜岡原発停止要請は、地元自治体などにも戸惑いの声を広げている。停止中の雇用問題などもあり、中部電はこの点からも議論を徹底する必要があると判断した。【工藤昭久、高橋昌紀】

| 脱原発日記 | 12:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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