天然ガス

GTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)で脱原発

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消された数字19  科学的根拠

原発特報部から降格され社会部家庭欄に出戻った涼原惠の記者魂がメラメラと燃えている。

「家庭欄から、大反響を起こしてやるもんね!」


6月に「福島で子供に異変が起きている」という記事(添付1)を書いた。読者から大きな反響があった。好意的な反響が半分、いい加減な憶測で記事を書くな、風評被害を無責任に広めるなと言う批判が半分。

そして、社内の原発推進派と原発警告派の派閥抗争に巻き込まれ、結局、あのような憶測記事を書く記者を降格するという処分を受けた。

惠は、決して憶測で記事を書いたわけではない。惠の目の前に、被害を受けた子供がたくさんいたのだ。医者も被曝の影響は決して否定できないと言っていたのだ。しかし、因果関係の証明ができない、データがない、理論的な裏付けや科学的な根拠に乏しい点が批判された。批判されても反論出来なかった。

悔しい。

以前、月刊オムツ通信の時に出会った主婦からも、メールや投書がたくさん届いていた。「被曝のことをもっともっと調べて教えてください」と言う内容がほとんどだった。月刊オムツ通信の読者は、惠を支持してくれた。励ましてくれた。それがなによりもうれしかった。

被曝について科学的な根拠の乏しい記事」という批判を受けないようにするために、被曝について一から勉強し直そうと決心した。そして、すぐに行き詰まった。

「100ミリで安全って言うけど、1ミリでも危険だという人もいる。」
「子供は?妊婦さんは?基準値に考慮されているの?」
「500ベクレルの食品はほんとうに安全?」
「1ミリでも危険があるという学者もいるけど信用できるの?」
「セシウムは体に蓄積するのしないのどっち?」

調べれば調べるほど疑問が次々と沸き起こる。

1ミリでも危険だという学者の意見のほうが説得力が感じられる。しかし、問題は、記事を書く時に必ず科学的な根拠や解説で記事を補強しなければならない。それが恵にはできない。できないから記事にならない。全てボツになってしまうのだった。

困り果てて、理のことを思い出した。理の聞けばわかるかもしれない。メールでのやり取りではなく、直接取材して、彼の意見として、記事にできないだろうか。

科学的な根拠を問うには、科学者に取材しなければならないが、それではまったく記事として面白みがない。すでにそういう記事は腐るほどあるではないか。そういうものがあってもなお、被曝について分からない事だらけなのだ。なぜなら、人によって言うことが違うから。。。。

理なら、脱原発活動をする有機野菜の八百屋が語る意見として面白いかもしれない。月刊オムツ通信なら、脱原発運動の現場の声として載せることができる。






惠は、理の部屋いにいた。そこは、古びた7階建ての小さなビルの6階の一室。一階には、理の有機野菜の八百屋があった。



惠「で、結局、100ミリで安全?1ミリでも危険?根拠が分からないわ。新聞記事の内容を科学的な根拠で補強しないと、記事が全て、ボツになってしなうのよ。」

理「100ミリで安全というのは、ICRPの勧告だよ。そして、その勧告は、間違っている。批判的な科学者はたくさんいる。」


「間違っていることの根拠は?」
「ええと、それは、批判的な科学者の意見だよ」


「どっちが正しいのかという判断の根拠は?」
「誠実さだよ。科学者としての」


「誠実だという根拠は?」 
「それは、妊婦さんとか、子供のことを心配している点だよ。安全教授は、そのことを決して言わないで、隠して安全宣伝をしているんだ」


「それじゃあ、ダメなのよ。誠実さじゃダメなの。しっかりした科学的な根拠で記事を補足説明しないと、全てボツなの。」
「そりゃぁー、困ったね。どうしたらいいのは僕には分からないよ」


「それでね、理君の意見なら記事にできるわけ。月刊オムツ通信なら、現場の声を大切にできるから」
「ああ、なるほどね。それで、脱原発の八百屋が語る被曝の危険というわけだ」


「八百屋はいつからやっているの?」
「4年前から」


「その前は何をしていたの?」
「大学を卒業してから、プータロウで、歌手を目指していた」


「これは、取材です。まじめにやって!この前、一緒にカラオケに行った時、もう、ひどい音痴なんで呆れたわ。秋元理は、2001年、東大工学部を卒業後、原発関連会社大手の○○電気株式会社に入社するも、脱原発に目覚め、5年後に退社。現在は、有機野菜の八百屋の店長。肩書きはこれでいい?」
「なんだ知っているじゃない。ん~ん。前の職場の人を裏切るような事になりそうで、いろいろ世話にもなっているし、前職のことは、書かないで欲しいんだよ。それにしてもどこで、そんな事調べたの?」


「私は新聞記者ですからね。そんなことは簡単。27歳、現在は、彼女なし。」
「おいおい、なんだよそれ、彼女いないなんてのも、調べたの?どうやって?」


「下の八百屋の店員さんに1時間前に取材しました。」
「。。。。。。。。。」


「今まで付き合ったといえるような恋愛経験なし。」
「はは、それは違うよ。以前同棲していたことがある。」


「え?それで、その彼女とはどうして別れたの?」
「彼女は、交通事故で死んだ。」


「今でも彼女が忘れられない?」
「ああ、忘れられない。」


「ごめんなさい。関係無いことを思い出させてしまったかしら。言いたくないことは、ごまかさないで、ノーコメントといってくれればよかったのに。」
「いや、別に隠しているわけじゃないし、気にしないでもいいけどさぁ。そんなプライベートなことまでいろいろ取材する必要があるの?新聞記事のための取材とは関係ないじゃないか。」


「ごめんなさい。私。理くんのことをいろいろ知りたかったから。だから。。。。じゃあ、肩書きは、八百屋だけにして、『脱原発活動家、有機野菜の八百屋店長、むっつりスケベ』にするわ」
「なんだよ、むっつりスケベっていうのは」


「むっつりスケベというのは、いま分かりました。さっきいから、理くんは、30秒ごとに、私の太ももに目線が行くからです。」
「だって、きみは、そんな短いスカートだから。。。」


「若い健康な女が若い健康な男の一人暮らしの部屋にいて、まじめに被曝の話ばかりしているのって、おかしくない?」
「え?どういう意味?」


「どういう意味って、自分で少しは考えてよ、私のことが好きかどうかって聞いてるのよ」
「あ?突然、そういう話になっちゃうの?ええと、ノーコメントと言いたいところだが、いや、正直に言うよ。君の太ももはすばらしい。きれいだ。魅力的だよ。しかも、二本もある!ずっと見つめていたい。」


「ちゃかさないで。太ももじゃなくて、私のことが好きかどうかって聞いてるの!」
「好きだよ」


添付1
「原発50キロ福島・郡山の子どもが大量の鼻血・下痢・倦怠感」(東京新聞6.16) 
http://livedoor.2.blogimg.jp/bookkeepingworld/imgs/d/8/d8c868fc.jpg


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| 消された数字 | 13:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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消された数字18 入院

秋元理は、東南病院への道を急いでいた。

恵からしばらくメールが来ないと思ったら、突然、携帯にメールが入った。

「東南病院に入院しています。私、死んじゃうかもしれません。会いに来て。203号室」

いったいどうなっているんだ。惠が入院?死んじゃう?

病院の受付で203号室に恵が入院しているのを確認した。面会者ノートに氏名を記入して部屋に急いだ。

203号室は二人部屋のようだったが、涼原恵の名札だけがかけてあった。ドアをノックすると、見知らぬ若い女性がドアを開けてくれた。

「あ、あの、秋元と申しますが、涼原恵さんの部屋はここですよね」

「あ!はい。そうです。どうぞ中に入ってください」

狭い白い部屋。ベッドが2つ。一つは空いている。もう一つのベッドにパジャマ姿の恵がいた。

「恵さーん!噂をすればなんとやら。理君ですよ!」
見知らぬ女性は恵の友人らしかった。何かヒソヒソ話を惠とかわすと、「じゃあね。お大事に」と言って、そそくさと病室から出て行ってしまった。

理は取り残されたようにドアの脇に立っていた。

「理君。部屋に入って、ドアを閉めて」
惠に言われて、ドアを閉め、ベッドの方へ近づいた。
「いったいどうしたの?あんなメールを突然くれるから、驚いたよ。。。元気そうじゃないか、死んじゃうなんて脅かさないでくれよ。」

「ごめんなさい。でも、私、ほんとうに死んじゃうかもしれないと思って、」

「医者はなんて言ってるの?」

「血液検査で異常値が出たから、入院して、再検査しろって。私、福島に取材に行ったでしょ、だから、だから、きっと被曝して、死んじゃうんじゃないかと思って」

「そんなことはないと思うよ。取材に行っただけだし、福島にはたくさんの人が住んでいるじゃないか。」

「私、福島の取材から帰ってきて、それから、鼻血が出たのよ。鼻血なんか出たのは小学校時代以来だわ。それに、体がだるくなって、仕事に集中できなくて、近所のお医者さんに行ったら、過労だって言われたけど、すぐにぴんときた。被曝したんだ。白血病になるかもしれないって。だから、この病院で精密検査を受けたのよ。そうしたら、やっぱり、再検査しろって言われたわ。」

「福島の取材は強行軍で、過労だよ。被曝量は少ないはずだから、白血病なんてありえない。心配しずぎだよ。そういう心配し過ぎと過労だよ。」

「でも、福島では子供たちに異常が出ているわ。大人だって。。。」

「心配しすぎだよ。再検査の結果、異常なしってなると思う。」

「理君もお医者さんと同じ事を言うのね。本当のことを話して! 私は被曝して、そして、白血病になって、死ぬんでしょ?」

「そんなことは絶対ないよ」

「絶対ないってどうして言えるの?嘘だわ。本当のことを話して! 理君、眼をそらしている。嘘を言って、安心させようとしているのね。」

惠は、ベットに顔をうずめて静かに泣き出した。理はどうしたらいいのかまるで分からないまま、つったっている。

「心配し過ぎは精神的に良くないよ。過労は確かにあるんだろうから、ゆっくり休んで早く元気になって。」

「理君、本当のことを話して!お願い。被曝で白血病になるんでしょ?」

「そんなことはないいってば」

「嘘!私の目をみていって。正直に、知っている事を全部教えて欲しいのよ。お願いだから。」

理は、ベットに横たわる惠のやつれて青白い顔色を見た。惠の手を握り、惠の眼を見据えた。そして、ひとつの決心をした。惠が白血病であろうとなかろうと、彼女を疑心暗鬼から救うのは慰めではなく、真実を伝えることだと。惠の疑心暗鬼を解くのは、慰めではダメだ。知っているすべてのことを話してあげよう。惠なら、きっと真実にうろたえることはないだろう。真実を知らせることこそ、彼女を救うと思った。理は惠の手を握りしめたまま語りはじめた。

「わかった。僕の知っていることは全部話すよ。嘘はつかない。正直に話す。慰めは言わない。君は新聞記者だ。被曝のことはすべて知るべきだ。」
「君は、福島に取材に行った。被曝はしたと思う。ただ、低線量だから、急性障害や白血病は、まず考えられないが、絶対ないとは言い切れない。確率的な影響は個人差が大きい(資料1)。それと、鼻血や倦怠感は、低線量被曝の時の「被曝ぶらぶら病」(資料2)の典型的な症状だ。だから、被曝の影響かもしれないし、そうじゃないかもしれない。これは、誰にも分からない。医者にも分からない断言できない。」

惠は眼を伏せている。じっと聞き入っているのか。理は合わせていた手を離した。

「理君、ありがとう。もう少しここにいて。私の手を握っていて。」

理は再び惠の手を握りしめた。



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資料1
個人差の大きい被曝障害
http://keikakuteiden1.blog.fc2.com/blog-entry-254.html

資料2
被曝ぶらぶら病が子供に襲いかかる
http://keikakuteiden1.blog.fc2.com/blog-entry-211.html

資料3
被曝ぶらぶら病は、「がんにおける放射線治療の副作用・後遺症」http://allabout.co.jp/r_health/gc/302513/
いわゆる「放射線宿酔(しゅくすい)」との類似も指摘されています。


| 消された数字 | 13:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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消された数字1 出会い

消されたページjpg消された数字 東電

この物語はフィクションですが、作中に使われている数字や記事は本物です。


福島第一原発大災害、数万の避難民。
原発停止によって、供給力不足、計画停電。
関東にまで大量に降り注ぐ死の灰の恐怖。

そんな中、反原発を訴える市民は、デモを行った。一万数千人。家族連れ、子供づれ、女性の姿も多い。

「原発ハンターイ!」「原発を今すぐ止めろー!」
散発的に声が上がる。声はぜんぜんそろわない。いかにも、「烏合の衆」「寄せ集め集団」という感じだ。

そんなデモの中、一風変わった声が聞こえた
「水力が止まっているぞーーー!」「水力動かせーー!」

何のことだろう、取材してみた。




記者「水力が止まっているぞーー!というのは、どういうことでしょうか?」
Aさん「あの、止まってるんです。だから、計画停電なんて嘘だと思うんですよ」  



記者「どういう意味ですか?ぜんぜんわからない(笑」
Aさん「あの、なんて言えばいいんだろう、こうやって、反原発運動やってると、電気使うなって言われるんです。でも、それはおかしいじゃないかと。原発止めても電気は余っているんですよ」


記者「いや、それはない。現に足りないから、計画停電したわけでしょ?今夏は、もっと厳しい計画停電があるかもしれない」
Aさん「でも、あの、資料を見ると足りてるんです。水力が動いていない。おかしいんです。」


記者「いや、水力は、水がないとか、つまり、設備容量全部の出力が出るとは限らない」
Aさん「んーん、違うんだなぁ。足りてるんです。水力は止められてるから足りないんであって、計画停電というのは、必要が本当にあったのがどうかという疑問があって、それに東電は答えない。今夏のピークも水力をもっと動かせば、足りるはずなんです」


記者「ああ、そういうご意見ですか(笑。ユニークなご意見ですね。だから、水力動かせー!というわけだ。」
Aさん「そうですそうです。分かってもらえましたか?」


記者「いやぜんぜん(笑」
Aさん「なんと言うのかな、難しいなぁ、あ、あとで、資料送りますから、読んでください。」
記者「はいはい、」



Aさんとは、そこで別れた。彼は何かを勘違いしているのだろうが、妙にその言葉に自信を持っていた。少し気になったが、彼からの資料を待つことにした。

Aさんによれば、計画停電も本当に必要だったのか疑問だという、今夏は、水力発電を活用すれば問題はないという。そんなはずはない、今夏の計画停電に備えて、企業も節電計画を強いられている。
そんなはずはない。
そんなはずはない。
そんなはずはない。

数日後、Aさんから資料が届いた。一読して驚いた、これは本当なのか。にわかに信じられない。疑問点をぜひ取材して真実を突き止めてくれと頼まれた。

Aさんから送られてきた資料を見ると、確かに、水力が動いていないようだ。水力が動けば原発なしでも供給力に余裕があることになる。

資料は、東電のHPの数字だ。そして、なんと、その数字は数日前に削除されたという。
Aさんに言わせれば、水力隠しなんだそうだ。はたして真実はどこに?

つづくよ


これは架空の物語ですが、資料は、本物を使います

左図:消された東電のHPのスクリーンショット
右図:拡大図、重要な数字が削除された。

設備容量の数字を見ると、原発なしで、水力と火力だけで、足りている。
今夏は、震災で停止中の火力があるとはいえ、復旧しているものも多く、水力を動かせば、足りている。今夏の電力ピークに備え、水力をフル稼働させることはできないのだろうか?本当のピークは、年に数日といわれているのだから。


| 消された数字 | 19:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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消された数字2 A氏からのメール

消されたページjpg消された数字 東電

この日記は、フィクションですが、使われている資料や数字は本物です。

=====================

東南新聞社 社会部 涼原 恵様

 メールでは、はじめましてになります。
 4月13日のデモの時に取材を受けた秋元 理です。忘れてしまったかもしれませんが、資料送ります。というか、説明します。あの、デモの時に、うまく説明できなかった水力発電の件です。

 話は簡単なんです。
 東電のHPに出ている数字で、計算すると計画停電は必要なかったし、今夏も必要がないということです。
 まず、3月14日(月)の計画停電のことを振り返ってみましょう。
 東電の供給力が3,100万kWで、需要想定が4,100万kW(18時~19時)で、1、000万KWも足りないと各社が報道しました。
 東電の3月13日付のプレスリリースにもそう書いてあります。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031404-j.html
<参考>
○3月13日の需給予測
 需要想定  3,700万kW(18時~19時)
 供給力   3,700万kW

○3月14日の需給予測
 需要想定  4,100万kW(18時~19時)
 供給力   3,100万kW

 私がおかしいと思うことはいくつもあるんですが、まずはじめに、新聞社って、何も調べないで報道するんですか?どうして、東電の発表をそのまま流すのか?東電の広報係ですね。その後の検証もしていないじゃないですか。東電は、嘘つきだしいろいろ誤魔化すって、分かりきったことなのに、どうして、嘘だけを報道するんですか?何で、検証しないんですか?マスコミは、東電からかなりの金を受け取っているというのは本当ですか?

 マスコミがやらないから、私がやってあげます。

 東電発表の供給力3,100万kWに根拠はないです。
 嘘です。本当の数字は、正確には分からないけど東電のHPに載っている発電設備容量は、
2009年度実績(他社受電を含)
原子力 1,819 (23)         
水力  1,464 (19)         
火力  4,486 (58)   

 水力と火力を足すと5,900万KWもあるじゃないですか。震災で止まっていたのがあったとしても、十分に間に合っているはずです。止まっていた発電所は、東電のプレスリリースを見れば分かるけど、たいした数じゃない。

 上記の数字は東電のHPにあったんですが、削除されました。都合が悪い数字は削除されてしまう。幸い、スクリーンショットで保存していた人がいますので、その画像を添付します(上図)。

 では、実際の3月14日の実績はどうだったでしょうか?
 これも、東電のプレスリリースに書いてあります。
 実際は、2900万KWしか使わなかった。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110314o.pdf
 計画停電などいらなかったわけです。需要予測まで大きくはずしていた。


 とにかく、マスコミがどうして、東電発表の根拠を質してくれないのか、根拠なき数字をどうして垂れ流すのか、日本をだめにしているのは、あなたたちマスコミじゃないですか?


 この間のデモだって、たくさん写真を撮っていたし、あなただって、取材したんだから、1万5千人も集まったデモだったんだから、大きな記事になるだろうと期待していたのに、なぜあんなに小さな扱いなのか。本当にがっかりしました。

 日本中にいる原発反対の人々、疑問に思っている人々にアピールするためにデモしているのに、マスコミがほとんど取り上げてくれないのには、本当に失望しました。1万5千人のデモなら、十分事件になると思っていたのに。 

秋元 理


| 消された数字 | 19:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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消された数字3 涼原 恵 返信1

秋元 理様

先日は、取材にご協力いただきましてありがとうございました。
また、計画停電に関するご意見のメールも興味深く読ませていただきました。

ただ、秋元様のメールの内容には、率直に申し上げて、同意できませんし、残念ながらあまり参考になりませんでした。以下、その理由を述べます。私は奥歯に物が挟まった言い方ができませんので、率直に書かせていただきますが、よろしいですか?失礼な表現になり、気分を害されるかもしれませんよ。構えて読んでくださいね(笑

1)水力が止まっているという主張の裏づけがない。
2)震災で止まっている火力発電の計算があいまい
3)よって、計画停電が必要なかったということの根拠は希薄

ですから、秋元さんのメールは、残念ながらほとんど参考になりません。

 
あと、マスコミ批判がたくさん書いてありますが、そんなこと知ってます。インターネットにそういうのはあふれてますし、それに、駆け出しの私にそういう批判をされても効果ないですよ。批判をするならもっと上のほうじゃないですか?それに、その種の批判は、何十年も前から繰り返しされていて、改善されてないですよね。つまり、効果ないって事じゃないですか?

報道の現場にいれば分かりますが、報道は完璧にできないし、現実的な制約が多いんですよ。その現実的な制約の中でよりよいものを目指しますが、現実的な制約はほとんど変わりません。それでも、国民が一番信頼するニュースソースであり、これからもそれは変わらないでしょう。

具体的に言いますと、この前のデモの記事を私は書いたけど、ほとんどボツでした。ボツになった理由は、他の記事が大きな紙面を取っていたという紙面上の制約、さらに、もっと重要なのは、あのデモに政治的、社会的な意味があまりないからです。

国民は、今回の原発事故で原発新設には、NO、しかし、撤廃にもNO。これを覆すような事件や運動ならば、大きな記事になりますが、なりえないという判断でしょう。さらに付け加えれば、今回の原発事故を政治的に利用しようとする勢力の政治宣伝の可能性があったので、そういう可能性のあるものは、記事にできません。

あしからず

涼原 恵


| 消された数字 | 19:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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消された数字4 秋元 理 返信1

涼原 恵様

返信読みました。

 あたなは、マスコミ人らしいマスコミ人だ。少しあきれました。安全安全、絶対爆発なんてしないと言っていたものが爆発して、数万人原発避難民が出たんですよ。あなたは何も分かっていない。やはり、体制側の人間なんですね。マスコミ人に権力の監視って役割があるのを知らないんですか?やる気ないの?

 私の説明はあまりうまくないのは分かるけど、充分な説明をすべきは、東電でしょ?疑問に充分な根拠があればいいんですよ。こっちが充分な危険性を証明するとか、必要ない。疑問をぶつけるだけでいいはずです。

 だって、危ない原発を運転しているのは東電だから。たとえば、あなたの家の隣に危なそうな化学工場が建つとなったらどうします?分かりやすい説明を求めるでしょ?住民に危険性の証明義務がありますか?ないでしょ?根拠を持った疑問をぶつけるだけでいいんです。そして、設置者に充分な根拠を持った分かりやすい説明の義務があるんだ。

 あなたは根本的に何も分かっていない。マスコミの腐った中にいてそれに染まっているようにしか見えません。

 デモに対する評価だって、ひどすぎませんか?
反原発やってる人はいつでも過激派とかテロリストとか夢想家とか揶揄されてきたけど、みんな汚いレッテル貼り。「政治的に利用しようとする勢力」って何だよ。推進側権力が作った偏見です。権力者が民衆と運動家を分断するためにね。僕は非暴力で運動しているのに、警察につきまとわれたことさえあるんですよ。そして、脅されもした。

いま、子供が一番危ないから、おかあさんが立ち上がろうとしている。原発は絶対廃絶してみせる。必ずそうなる。その第一歩があのデモだった。みんな、ツイッターとかで自主的に集まってきたんだ。

もう少し丁寧な計算は、必要というならしますよ。またメールします。

秋元 理


| 消された数字 | 19:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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消された数字5 秋元 理 返信2

東京電力の電力供給能力

涼原 恵様

いかがお過ごしでしょうか。デモのときのうまく説明できなかった点をもう一度説明します。
計画停電は必要なかった。なぜなら、水力発電が動いてなかったから供給力が足りなかったのであって、水力発電を動かせば計画停電は必要なかった。今夏も、同様です。

詳しく説明すると、水力の揚水発電がとまっていたんです。なぜなら、原発の夜間の余剰電力がなく、揚水していなかったから。通常の運用ではそれでいいわけですが、非常時だったわけですから、火力を夜間にもフルで稼動し、揚水すればよかったのです。それをしなかったのは、燃料の節約のためでしょうし、通常しないことができないというお役所体質のためでもあるでしょう。

添付した記事の中にあるグラフをご覧ください。計画停電していたときには、揚水発電が計算上ゼロと見込まれ、実際、動いていなかったのでしょう。これは明白な事実です。

水がなかったなどというわけではないでしょう。揚水発電は、流した水を下のダムで貯めているんですよ。しかも、一日3時間ー6時間ピーク時に動かすだけです。たったそれだけの水がダムになかったなんて考えられません。

リンク先の記事では、今夏、供給力が足りないというように言っていますが、今夏も、大丈夫です。そのことはまたメールします。

秋元 理


| 消された数字 | 19:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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消された数字6 秋元 理 返信3

涼原 恵様

日々忙しいことと思います。いかがお過ごしですか。
返信がないのは残念ですが、読んでいてくれると信じて、またメールします。

週刊ポストが極秘文書を手に入れて、東電の「揚水発電隠し」告発しました。さらに、週刊ダイヤモンドが後追い取材をして記事を書き、とどめを刺しました。お読みになられましたか?私がメールで説明したことと同じですよ。水力発電(揚水発電)を動かせば、計画停電は必要ない。東電は、揚水発電の電力を隠して、除外し、計算するから電力が足りない。

どうして、新聞はこういう重要なことを報道しないのですか?やっぱり東電から広告費とか、たくさんもらっているからですね。

新聞は、真実を報道しない。はじめからわかっていましたが、あらためて、失望しました。それに引き換え、週刊誌は立派ですね。きちんと真実を報道するし、原発の危険もたまには報道します。新聞はぜんぜんダメじゃないですか。東電の発表をそのまま報道するだけで、取材もしないし、検証もしない。

そういう新聞業界に染まっているあなたにも失望しました。
返信もくれないし、僕からも、これ以上のメールはしません。ストーカーと勘違いされるのは嫌だし。

さようなら

秋元 理

PS
週刊誌の記事を添付します。
それから、これを言う人はほとんどいないけれど、今夏、電力は足りているだけじゃなくて、事故直後の3月の計画停電も必要なかったんですよ。だって、今夏、揚水発電が動くなら、3月だって、動かせばよかったのだから。だから、計画停電真っ最中のあのデモの時に、僕はみんなにそのことを知って欲しかったから、大声で叫んだ。「水力が止まっているぞーーー!」「水力動かせーー!」それにあなたは耳を傾けてくれた。取材してくれた。うれしかった。でも、それは勘違いだったんですね。残念です。

================週刊ポストの記事1
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4276.jpg
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4277.jpg



=============週刊ポスト記事2
週刊ポスト前号(4月29日号)「『原発完全停止』でも『停電』なし」が、政府と東電を大慌てさせた。震災対応そっちのけの大騒ぎは呆れるしかないが、彼らにはそれほど「痛いところを突かれた報道」だったのだろう。

本誌がスクープしたのは資源エネルギー庁作成の「東京電力の設備出力の復旧動向一覧表」という極秘資料だ。これには7月末の東京電力の供給能力が「4650万kW」と記され、これが「真夏の大停電が起きる」という政府の“脅し”の根拠にされた。

ところが資料を子細に検証すると、ここには東電管内全体で1050万kWの発電力を持つ揚水発電(※1)が全く含まれず、停止中の火力発電所も加えられていなかった。これらを含めれば、企業や一般家庭に使用制限を設けずとも「真夏の大停電」は回避できる。それをしない背景には、与野党政治家の「原発利権死守」の思惑があった、というのが前号の概要である。

その締め切り日だった4月14日、揚水発電についてエネ庁を直撃すると、狼狽した様子で極秘資料の存在を認め、「確実に発電できるものしか供給力には含めない」(電力基盤整備課)と苦しい回答に終始した。

が、同庁は本誌取材の直後、舌の根も乾かぬうちに、「全く別の指示」を東電に出した。翌15日夕方、東電は「揚水発電の400万kW、震災で停止中の共同火力発電所(※2)の再稼働110万kWなどで550万kWの上乗せが可能になったため、7月末の供給力は5200万kWになった」と発表したのである。

経緯を知る経産省幹部が明かす。

「『ポスト』が取材をかけたあと、エネ庁から東電に揚水の一部を供給力に含めろと指示が下った。記事が指摘していた通り、これまでエネ庁は東電に“原発の必要性がわかる資料”を要求してきたから、彼らも突然の方向転換に面食らったようだ」



=============週刊ダイヤモンド
東電がようやく認めた“隠し玉”
揚水発電で夏の電力不足解消へ
http://diamond.jp/articles/-/12036
東京電力は、夏の電力供給力を5200万キロワット確保したと発表した。しかし、週刊ダイヤモンドの取材により、まだ少なくとも約500万キロワットの供給余地があることがわかった。そのカギは揚水式水力発電だ。企業が節電対策に追われるなか、なぜ東電は揚水発電の存在を公にしてこなかったのか。

「より揚水式水力発電の活用を図っていきたい」──。

 本誌の再三の質問に対し、勝俣恒久・東京電力会長は4月17日の会見で揚水発電の活用を認めた。

 そもそも、ある電力関係者は東電が試算する供給力不足の主張に、当初から首をかしげていた。「なぜ揚水発電をもっと盛り込まないのだろうか。堅く見積もり過ぎてはいないか」と。

 東電の最大認可出力は、他社の権利分まで含めると7810万キロワットある。それに対し、震災の影響で夏の供給力の見通しは、3月25日時点で4650万キロワットしかなかった。その差は約3000万キロワットまで開いた。

 だが本誌の取材では、東電のいう供給力には計15ヵ所1050万キロワットの揚水発電の供給力が盛り込まれていないことがわかった。

 揚水発電とは、夜間の電力でダムの下の貯水池から水を汲み上げ、昼間に上の貯水池から水を流して電力を起こすもの。夜間の余剰電力を昼間の発電に利用することができるため、夏場の最大需要対策として最も適した発電方式だ。「本当にどうしようもないときの切り札中の切り札」(宮内洋宜・日本総合研究所研究員)とはいえ、夏の電力不足で各企業が節電対策に奔走するなか、“隠し玉”ともいえる存在になっていた。

 4月15日になり、東電は「7月末時点で5200万キロワットの供給力を確保した」と発表したが、3月時点に比べ、新たに積み上がった550万キロワットのうち、400万キロワット分は揚水発電によるものである。

 では、なぜ東電はこれまで揚水発電を供給力に入れなかったのか。

 その問いに答える前にまず、東電の供給力について詳細を 明らかにしよう(上図参照)。

 東電関係者への取材により、今年3月末時点で東電の最大認可出力と7月末の供給見通しの詳細が判明した。

 最大認可出力は前述のように計7810万キロワット。うち原子力は、福島第1原子力発電所の事故や震災の影響などにより1330万キロワット分が使えない。
===============2
東電がようやく認めた“隠し玉”
揚水発電で夏の電力不足解消へ
http://diamond.jp/articles/-/12036?page=2
 火力も設備が古く再起動できなかったり、夏場は気温の影響で出力も伸びなかったりするため、710万キロワットが見込めない。

 一般水力も渇水で水量が足りなければ、出力を保てない。東電は100万キロワット減ると見る。ここまでで全体の3割の供給力を失った格好だ。これに他電力からの融通分などを加え、揚水発電を除いた供給力は4800万キロワットになる。

 ただし、本誌がつかんだ揚水発電の1050万キロワットがある。前述したように、すでに東電は400万キロワットを供給力として当て込んだ。震災の影響で160万キロワットは見込めないとするが、それでもまだ490万キロワットも残されている。そのうち300万キロワットを生かすだけで夏の最大需要5500万キロワットを賄うことができる。

 東電は「隠しているわけではない」とするが、なぜ揚水発電の存在を公にしてこなかったのか。
活用できる揚水発電を
東電が認められない理由

 東電が揚水発電を供給力に入れない理由は、主に二つあるだろう。

 第1に、揚水発電を行う夜間電力の確保の問題だ。東電の藤本孝副社長は、「(火力など)固定供給力によって揚水発電の利用が決まるため当初、見通しは立たなかった」と話す。

 だが、「発電までの電力ロスは30%」(東電)なので仮に490万キロワットの電力を起こすならば、夜間に700万キロワットの電力が要る。前ページ下図に示すように「発電量は夜間の需給差と時間軸の面積で決まる」(東電幹部)。

 そして実際、昼間の5500万キロワットの最大需要に対して、夜間の最低需要は3000万キロワット程度である。運用次第で夜間の電力は十分に活用できるだろう。昨夏、揚水発電だけで850万キロワット分稼働した実績もある。火力等の復旧が進めばさらに余裕が生まれる。

 第2の理由は、家庭や企業に節電を促したいということだ。東電は国を巻き込み、需要を抑え込もうとしている最中である。特に4月末に向けて電力総量規制の導入も含めた節電対策を練っている今、発電時間の限られる揚水発電という解決策を自ら提示するより、利用者に節電してもらうほうがよいのだろう。加えて、原発に代わり火力を夜間も使い続けるのは、燃料費負担も増え、故障のリスクも高まる。老朽設備を動かしているならなおさらだ。

 しかし、揚水発電の設備は現実として存在する。

 勝俣会長自身、先の会見で「非常に古い発電所を再起動させ、24時間の運転が可能かチェックしてきたが、どうやら可能だ」と認めたのだ。

 もちろん節電は大事だが、揚水発電の最大限の活用こそが電力不足を乗り切るカギとなる。その議論なしに企業や家庭に汗を流してもらおうというのは虫がよ過ぎる。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 小島健志)



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消された数字7 涼原 恵 返信2

秋元 理 様

返信が滞って申し訳ありませんでした。
きちんと全部読んでますが、日々の忙しさにまぎれ、どう返信してよいか迷っているうちに日が過ぎてしまいました。申し訳ありませんでした。

添付いただいた週刊誌は、読んでいました。この記事が正しいとするとスクープです。だって、今夏の企業の節電計画はすべて必要なしってことになりますからね。

今夏の電力供給力不足対策として、政府民主党は、大企業に対して、当初は25%、現在はそれを緩和し、15%の自主的な節電を要請しています。企業は、節電計画書の提出をしなければならないことになってます。

野党の自民党は、自主的じゃなくて、強制力のある法的な節電措置を取れといってますので、政府より過激ですね。節電大臣の蓮舫とエネルギー政策に詳しい自民党の河野太郎がやりあってます。

場外からは、都知事の石原が、蓮舫に噛み付いて、自販機やパチンコを槍玉に挙げてます。特定業種の強制的な節電を政治主導でせよという、まあ、人気取りですね。都条例でやればいいのにやりませんから、彼のパフォーマンスです。

こういう状況の中で、節電必要なしというのは、本当か。もっときちんとした検証が必要でしょうし、取材も必要なのは認めます。

しかし、あなたのいつも同じ新聞批判は、止めてくれませんか?新聞には新聞の役目があるし、事情があるんです。週刊誌は、裏取りがなくても記事にできますが、新聞はそうはいかないんですよ。それに、詳しい検証と長めの取材は、週刊誌の得意分野であって、新聞は速報性が一番重視されるんです。だから、新聞はこれから後追い取材しますけど、慎重に、いま、この問題を見極めているんです。お分かりですか?

それから、反原発が記事にしにくいのは、前回も書いたように、特定の政治勢力の宣伝になる可能性があるからです。左翼過激派の中核派が運動を担ってきたことはご存知でしょう?私だって、あなたがそのメンバーなのか、シンパなのか疑わなくてはならないわけです。

過激派の運動を宣伝するわけにはいきません。これは新聞の良識が許さない。現在は反原発運動が主婦層や若者を中心に盛り上がっていますが、過激派がその中から新たなメンバーを募っているんですよ。

こういう手口は、オウム真理教がヨガ教室を開いて信者を集めたのと一緒です。
あなたが、過激派でないなら、過激派のお誘いに十分お気をつけあそばせ。

かしこ

涼原 恵


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消された数字8 涼原 恵 返信3

秋元 理 様

お久しぶりです。浜岡原発全面停止要請が実現しそうですね。良かったですね。秋元さんの運動が実を結んだ。私は驚きました。反原発運動が一部の人の運動ではなく、国民運動になりつつあるんでしょうか?

もうメールをくれないとの事ですが、それはとても残念なことです。誤解されてます。

 私は、反原発運動に注目しているんですよ。だから、取材もしたし、記事も書いた。もちろん、小さな記事にしかならなかったけれどそれはいつものこと。駆け出し記者の宿命なんです。そのことは理解して欲しい。あなたが、真剣に運動をやっているのと同じぐらい、私だって、真剣に新聞記者やってます。

 新聞報道には限界がありますが、その点ばかりあげつらっていないで、私を利用するぐらいの気持ちで、もっと具体的な忠告をしていただきたいですね。私も、ボツばかりで悔しいから、原発問題を掘り下げて取材することに決めましたから。反原発運動が今何を考え、何をしようとしているのか詳しく教えてください。もちろん、記事になるかどうかは保障できないけれど、お役に立てることはあるはずです。

 自民党の反原発議員、川野太郎衆議院議員にインタビューしました。すごく大きな記事になった。私の書いた記事で今までで一番大きいんです。読んでくれましたか?もしかしたら読んでいないかもしれないと思って、添付しました。ご意見をお聞かせください。

秋元さんの運動を注視しています。

涼原 恵






添付記事

川野太郎衆議院議員緊急報告
「東電には、逆立ちしても鼻血も出ないという状況まで賠償させなければならない。」

ーーーー東北大震災から早二ヶ月になろうとしています。福島原発はいまだ収束しない状況ですが、現在、政治課題の一つに、東電をどうするか、賠償をどうするかと言う問題が注目を集めています。この問題に積極的に発言してきた野党自民党の川野太郎衆議院議員に今回大いに語っていただきます。(東南新聞社会部 涼原 恵)

ーーーーーまず、冒頭のタイトルに使わせていただいたご発言、「東電には、逆立ちしても鼻血も出ないという状況まで賠償させなければならない。」に関して、具体的にどのような東電処理案、賠償案をお持ちですか?


川野衆議院議員
「まず、大原則を確立せよと言っているわけです。小泉元首相流に言うなら、骨太の案をまず作って、そこから、具体案を練るという、その、骨太の方針、基本大原則を分かりやすく私流に表現すると、『東電には、逆立ちしても鼻血も出ないという状況まで賠償させなければならない。』と言うことです。
原発被災者や漁業補償、農業補償等々、数兆円から十数兆円規模になる。その財源はどこから出すのか、政府案は、東電を国有化するとか、国家の管理化におくとかすべてごまかしなんです。結局国民負担を強いて、東電を救済する案なわけです。被災者救済ではなく、東電救済案になっている。

被害者救済を最優先にして、なおかつ、電気料金に転嫁せず、税金を使わない方法はあるわけです。」




ーーーーー政府は、賠償額が大きいので、どんな案を出そうが結果的には税金か電気料金に転嫁するかの二つしかないと言っていますが。


川野
「それは嘘です。東電を救済する、現状のまま温存すると言う前提で議論するからそういうことになる」




ーーーーすると、東電をつぶして売却せよと言うことですか、東電を売り払えば確かに賠償資金は捻出できるますね。そうなると、電力の安定供給に不安が生じます。東電株や社債が紙切れになれば、金融不安が起こり日本経済が破滅すると言われています。その点は、どうなんでしょう?

川野
「あなたは、相当東電に洗脳されてますな。。そういう嘘をどこから手に入れたのかな。」




ーーーー東電を潰しても金融不安が起きたり、大停電になったりしないと断言できるでしょうか。


川野
「いまの菅さんの政治は嘘と隠蔽の政治です。国民はそれを見抜いている。違いますか。たとえば、東電云々ではなく、真っ先にやれることは山ほどある。具体例の一つをあげれば、原発村の埋蔵金掘り起こし。

原子力環境整備促進・資金管理センターという天下り団体がある。専務理事は経産省の天下り、10人の評議員のうち8人は電力又は原子力村出身。
この団体に、電力業界は3兆円を超えるお金を積み立てている。そのうち使用済燃料再処理等積立金には6年間で2兆4491億円を積み立てた。この約4割は東京電力が消費者から徴収したお金だ。法律を変えれば、この積立金を福島原発の損害賠償に使うことができる。電気料金の値上げなどを大臣が口走る前にやれることはたくさんある。

これは再処理に使うお金だ云々と言うかもしれないが、これだけの事故を引き起こして、まだ新規立地を進めるのか。もんじゅのこの現状を目の当たりにして、まだ、再処理を進めるのか。絵空事を言う前に、きちんと損害賠償を行わせるべきだ。

もちろんこれに加えて、電力会社は社内に数々の引当金を積み立てている。

責任を持って、政府が電力会社の賠償能力を明確にすべきではないか。」



ーーーーーーーーーーでは、東電を潰して売り払う必要はないと?


川野
「全部売り払うことはない。発電部門と送電部門を切り離し、どちらかを売ればいいんです。東電は、東京発電株式化社、または、東京送電株式会社になればいい。それで数兆円は捻出できるのだから、増税も電気料金値上げも必要なし。簡単なことです。」




ーーーーーーーーー東電を「発送分割」すれば潰す必要はない


川野「いや、結論から先に言うと『発送分離』ですが、そこに至るプロセスも大事だ。まず、現状は東電だけでは賠償金が払えないと言っているわけでしょ?東電自身が。ならば、これは、債務超過なんだから、会社更生法を適用するのが筋。そうすれば、トップの総退陣と責任追及ができる。さらに、株式保有者の責任も取ってもらう。まず、経営陣は総退陣。次に株主の責任が問われて、株式は100%減資。このときに株主がかわいそうだとかいろいろ言うかもしれないが、感情論ではない。株主の責任が問われずに、年金で慎ましく暮らしている方々の電気代をその分上げるなどというのは、資本主義を逸脱している。株式を買った人は、リスクもあわせて買っているのだ。」



ーーーーーーーーなるほど、よく分かりました。次回は、日本の原子力政策について、さらに最終回は、今夏の電力危機についてです。今日の締めくくりとして最後に一言お願いします。



川野
「政府民主党が進めている東電を政府の管理下に入れるとか、国有化して国債を発行してなどと言う案は、東電の救済案であって、増税と電気料金値上げを前提にしています。被災者救済案ではないのです。国民の皆様には、この暴挙を許さない国民運動をぜひ起こしていただきたい。

 自民党、川野は発送分割で、増税も電気料金値上げも必要ないと言っている。この事を皆さんの地元の国会議員に問いただして欲しい。民主党だけではなく、自民党の中にも東電救済第一の者がいる。そういう原発村、東電村の住民に国政から総退場していただく絶好の機会なんです。」

ーーーーーーーーー今日はどうもありがとうございました。

注)この物語はフィクションですが、使われている数字や統計はすべて本物です。

参考にしたのは、もちろん、河野太郎ブログ
http://www.taro.org/


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消された数字9 秋元 理 返信4

一つだけ教えてあげるけど、自民党の川野太郎は、反原発じゃないよ。そんな認識だと、あとで恥をかくぞ。それに、あんたは、どうなんだよ。原発推進でしょ?反対派?はっきりしてくれ。
ボクは中核派じゃないよ。シンパでもない。


| 消された数字 | 19:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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消された数字10 涼原 恵 返信4

秋元 理 様

お元気ですか?私の方は、ものすごく忙しくなってきました。この前の川野太郎議員のインタビュー記事が評価されて、特報部に移動になりました!やったー!これで、月刊オムツ通信からもさようならです。

特報部では、東電処分問題と今夏の電力危機を集中的にやっているから、経済部、政治部、社会部から応援部隊もあって、私はただ一人の社会部からの応援なんです。駆け出しの私にとっては大抜擢。社内でもちょっとした評判です。

第一弾記事も出ました。記事に私の名前はないけど、私の出した資料が大活躍しました。私の出した資料は、秋元君が送ってくれた資料ですけど。感謝。秋元君にも評価される記事になったでしょ?私が揚水発電が隠されているのは、反原発派の人がもうはじめから言っていることだ。電力が足りないと言うのは、原発の必要性を言うためのキャンペーンだって、編集会議で大演説しちゃった。これも、秋元君の受け売り。そうしたら、誰も反論できないんです。その結果、トップが、その線で行こうという断を下して、他のスタッフがNPOに取材して裏を取ったり、評論家を取材したりして、記事が出来上がりました。

でも、いい事もあれば、悪いこともある。社内では私は孤立してます。嫉妬がひどくて陰口たたかれまくりみたい。もうだれも昼食に誘ってくれないし、「オムツちゃん出世したね」とか「KWとKWHの違い分かってる?」とか言われるし。もう、男の嫉妬の方がひどい。私が少し大きな紙面を取ったからってなんですよ。今日は、「あの大演説は誰の入知恵?いい男できたのか?」なんて言われたんですよ。もう、セクハラじゃない!「いい男は山ほどいます。ニュースソースは秘密です。」って、言い返したけど。

新聞社って、男社会で、セクハラもひどいんです。もう、頭にきた。

なんだか愚痴を言っているみたいになってしまったので、今日はこれでおしまいにします。

秋元君の送ってくれた資料やメールはきちんと読んでいますし、今回は大感謝してますし、これからもよろしくお願いします。返信ください。絶対ください。

涼原 恵

PS
月刊オムツ通信って、家庭欄にあるんですけど、読んだことある?ないですよね。私が始めた記事なんですけど、すごく好評で、連載になって、中心は育児情報なんですけど、とにかく、取材取材で歩き回って、お母さんたちの声を聞いて、紙おむつの改善のために、メーカーを取材したり、それが大好評で、読者の反響がすごくて、私は、連載記事を持つ記者にのし上がったわけです。同期では、出世頭なのだ。えへんえへん。だから、私の社内でのあだ名は、「オムツちゃん」なんです。いつか改名してみせるぞ。

記事を添付します。

http://ch10670.up.seesaa.net/image/110512-1.JPG
http://ch10670.up.seesaa.net/image/110512-2.JPG
謙 と謙譲の 楽       音     遜より
http://ch10670.seesaa.net/article/200667254.html


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消された数字11 秋元 理 返信5 再会

20ミリ交渉

涼原 恵様

 あなたの書いた記事は読みました(添付1)。
福島から出てきた御父兄の心情を伝えてくれたと感謝しています。ひどい状況にある福島の人々を揶揄したり差別したりする人も世の中にはいるので、マスコミも冷たい対応をするかもしれないと恐れていましたが、彼らの心情に寄り添った記事になっていたので、少し驚き、安心し、見直しました。ありがとう。

 文部科学省の暫定基準年間20ミリシーベルトの通知が出てから、福島現地では、基準以下なら安全ということになって、行政は何もしないし、できない状況になってしまいました。たとえば、学校の校庭はひどく汚染されているのですが、校庭の土を入れ替えてくれと言っても、予算はない、国が出さない。と言われてしまう始末です。

 それでも、何度も市役所や県庁に掛け合って、校庭の土の入れ替えは実現しています。それにしても、遅すぎるし、交渉を何度もするのは大変です。(リンク1)

 他にも、学校給食とか、プールの再開とかいろいろあるのですが、とにかく、元凶は、20ミリなら安全という暫定基準です。これの撤回を求めて、福島の御父兄がバス2台を連ねて東京へやってくると言うことで、私たち東京の反原発派が協力して、今回の文部科学省抗議行動になりました。

 福島の強制的な避難地域では、ふるさとを追われた多くの人たちの涙があります。強制的な避難地域の周辺では、20ミリ通知によって、実質的な安全宣言がなされ、行政に放置された危険地帯の福島の人々の暮らしがあるのです。

 自主的に避難した人、自主的に子供だけ疎開させた人も多いですが、それは余裕があったり、事情の許す人々です。大多数は、事情が許しません。仕事を放棄して収入がなくなっても生活できる人がどれほどいるでしょうか。お年寄りを抱えた家族も多く、ほとんどのお年寄りは避難に大反対ですし、寝たきりのお年寄りを持つ家族もいます。子供は、避難して転校するのをとても嫌がります。百の家族があれば、百の異なった事情があるのです。避難できない事情が。

ですから、少しでも被曝を少なくして、子供だけでも守りたい。学校だけでも安全な場所にして欲しいと言うのが切なる願いです。被曝が避けられない時代にどうやって子供を守るか。親御さんは、考え行動を起こしているのです。文部科学省の大臣は、そういう御父兄の切なる思いを踏みにじり会ってもくれませんでした。

あなたの書いてくれた記事は、そういう御父兄の声を一部ではあるが代弁してくれた唯一の記事でした。本当にありがとう。

 行政は何もやってくれない。東電も何もやってくれない。この状況を何とか打破したいのです。20ミリが安全と言うことを盾にして、行政は何もしない。こちらが何回もお願いに行って、ようやく特別なお恵みとしてやってやると言う態度です。

 そのかわり、行政は、何十万人単位の健康診断は、大規模にやっています。健康診断はいいのですが、内部被曝の検査はしないし、不完全だし、データを取るのが目的ではないかと疑います。20ミリなら安全と言い、危険な状態を放置して、健康診断はしっかりしていると言うのは、モルモット扱いとしか思えない。これに、怒らない人のほうがおかしいのです。

秋元 理


PS
あなたが取材に来ているのは知らなかったけど、あなたの取材の仕方は、なんだか、町内会盆踊りの取材みたいだよ。座り込みをする人たちの間をぴょんぴょん跳ね回ってさぁ、子供にまで取材してたでしょ(笑
「どちらからおいでですかぁ?」
「現在の心境をズバリ一言で言うと?」
「取材ご協力ありがとうございましたぁ!」

あと、あの真っ赤なスーツに短いスカートはどうにかならないの?こっちは、かなり切実な気持ちでやってるんですよ。

ただ、座り込みが解散するまで雨の中を取材を続けてのは、あなただけだし、記事もいいし、あなたの明るさで少し場が和んだと言っていた人もいたから、オムツちゃんのやり方でいいのかな?

あと、仲間と一緒に座る込みをしていた僕を見つけて、笑顔で手を振りながら、大きな声で、「メールくださいねー!」「絶対くださいねー!」って、あれには参ったよ。あのあとの打ち上げで、「あんな彼女をどこで見つけた?」とか、「東南新聞に彼女がいるなら力強い!」とか周りから冷やかされた。あの天に抜けるような明るさは、オムツちゃんの個性なんだろうけど、場違いだし、こっちは、なんと言っていいのか戸惑うばかりです。


添付記事1
校庭線量上限、撤回を 「20ミリシーベルト高い」福島の保護者直談判
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011052402000030.html
東京新聞 2011年5月24日 朝刊

 福島第一原発事故を受けて政府が福島県の学校での被ばく線量の上限を年間二〇ミリシーベルトと設定したのは高すぎるとして、同県の父母ら約七十人が二十三日、文部科学省を訪れ、設定の引き下げを求めて抗議し、「子どもを守るために被ばく線量のあらゆる低減策を」などと訴えた。事前に大臣ら政務三役に面会を求めたが断られ、同省庁内にも入れなかった。父母らには、渡辺格科学技術・学術政策局次長が応対した。

 文科省前には大勢の支援者も集まった。「二〇ミリシーベルト撤回!」「未来ある福島の子どもたちを本気で守って」などと記した横断幕やプラカードを掲げ、設定の見直しを求めた。

 文科省は四月、毎時三・八マイクロシーベルト、年換算二〇ミリシーベルト以上の場合、屋外活動を一日一時間に制限するよう同県に通知。しかし、一般人の年間被ばく線量限度の年一ミリシーベルトの二十倍で、専門家からも「高すぎる」と批判が出ていた。この問題で政府の対応を批判して辞任した内閣官房参与もいる。
◆大臣面会せず 文科省「1ミリシーベルトに努力」

 「子どもを放射能から守りたい。二〇ミリシーベルトを盾にとって学校も県も国も何もしない。このままでは子どもの健康を守れない」

 福島県内で子どもを持つ父母ら約七十人がバス二台に分乗して文部科学省に到着。しかし、訴えを最も聞いてもらいたい大臣らは面会に応じなかった。

 父母らは省内にも入れてもらえない「門前払い」の状況で、時折冷たい雨が降る中、庁舎脇の床に座り込み、応対に出た渡辺格科学技術・学術政策局次長に代わる代わる「二〇ミリシーベルト」の撤回を求めた。

 父母らのまとめ役の市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」によると、福島県内では保護者が学校に放射線量を下げる対策を求めても「国は二〇ミリシーベルトまで安全と言っている」と対応しないケースがままある。この日は「(政府に)直談判しかない」と思っての行動だった。

 渡辺局次長は「二〇ミリシーベルトは文科省の基準ではない」と発言。父母の一人が「それなら撤回で差し支えないだろう」と迫ったが、「モニタリングの結果を踏まえ、夏休み後に見直す」と明言はしなかった。

 その後、渡辺局次長は「最終的に一ミリシーベルトにしていく」とも発言。父母らは「文書で自治体に通知してほしい」と求めたが、やはり明確には答えなかった。最後には「政務三役と相談して早急に返事をする」と答え、押し問答は約二時間に及んだ。

 訴えに参加した福島市の吉野裕之さん(44)は現在、妻(44)と長女(3つ)を東京都内に避難させている。だが、二〇ミリシーベルトの安全基準が独り歩きし、「近所の人に対し、家族を避難させることさえ心苦しく思ってしまう」と胸の内を語った。「行政が大丈夫と言うから、避難するかどうか、意見が割れてけんかになる家族もある。すべて『二〇ミリシーベルト』が悪い」と憤る。

 「大臣が出てこないのは許せない。でも、局次長が一ミリシーベルトに向けて努力をしないといけないと認めたので、今後の回答を注目している」と家路についた。




| 消された数字 | 19:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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消された数字12 秋元 理 回想

3年前のある日

アケボノ電気独身寮A先輩の部屋
秋元理は、A先輩の部屋を訪ねた。
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A先輩「おお、そこに座れ。あ、座る場所ないな。自分で適当にそこいらの物どけて座れや」
秋元「今日は、ちょっと相談があって、、、。」

先輩「酒飲むか?」
秋元「今日はちょっと、あの、真剣な話なんで」

先輩「お前はいつも深刻な顔して、そんなんじゃ、女にもてないぞ、キャバクラ行くか?」
秋元「先輩はもてるんですか?」
先輩「言うねぇ、もてたためしがねぇ」


秋元「あの、そういう話じゃなくて、この前の話です。あのことがあってから、ボクは仕事に集中できなくて」
先輩「あのことって何?」

秋元「この前の福島の原発の時のことですよ」
先輩「なんかあったっけ?」

秋元「率直に言いますよ。失礼になるかもしれないけど、怒らないでくださいね。どうしてもはっきりさせないとボクは仕事が手につかない」
先輩「はいはい、なんでもどうぞ」

秋元「先輩、あの時、データ捏造したでしょ。あれは、やっぱりまずいと思うんですよ。だから、もう一度きちんとやり直したほうがいいと思うんです。きちんと会社に報告して」
先輩「ああ、あれか。あれでいいと思うけど」

秋元「データ捏造なんて、ダメに決まってるじゃないですか」
先輩「あれでいいの。だいたいお前が可変抵抗器忘れるから、ああなったんじゃない」  

秋元「それはそうですけど、先輩にはご迷惑をかけましたけど、でも、試験をきちんとしていないじゃないですか、だから、もしも事故が起こったときに、どうなるかと考えたら、怖くなって、眠れない」
先輩「ああいうことはね、忘れるのが一番!キャバクラ行こうか!な、あけみちゃん、今晩いると思うよ」

秋元「そうじゃなくて、ちゃんと会社に報告して、もう一度。。。ボクが報告しますから」
先輩「待て。報告なんていらないんだよ。あれは、データの捏造なんかじゃない。お前は、考え違いをしている。」

秋元「分かりました。明日、会社に報告します。」
先輩「やめてくれよ。そういうの。分かった。じゃあ、よーくお前にも分かるように説明してやる。大人の仕事の仕方をな」

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3年前のある日のさらに一ヶ月前

福島原発非常用電源室
A先輩と秋元の二人で非常用電源装置のリレー試験をしている。
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先輩「じゃあ、行くよ。準備OK?」
秋元「OKです」

先輩「よし、じゃあ、スリー、ツー、ワン、ゴー!カット!」
秋元「トリップ成功です。0.34秒」

先輩「じゃあ、今度、ディファレンシャル行こうか」
秋元「はい、あ、あああ、可変抵抗器がない!事務所に忘れた。」

先輩「あら、可変抵抗器ないの?バカタレ!」
秋元「すいません。今すぐに取ってきます」

先輩「いまから事務所に戻っても、停止時間内には戻れないじゃないか。いいよ、戻らなくて」
秋元「すいません、どうしたらいいんだろう。停止時間延長できますよね」
先輩「そりゃー、無理だな」

秋元「ああ、どうしたらいいんだろう」
先輩「こういう時はだな、オレに任せろ、ここに、こうやって、0.88s。これで万事終了!」
秋元「え?それは、試験もしないのに、試験結果を書いたら、、、、。それって、データ捏造じゃないですか!」

先輩「声が大きいよ。これでいいの。」
秋元「でも、それじゃあ、、、、。」

先輩「はい、ではこれで今日の試験は無事終了!今日もすべて異常なし!片付けて帰るよ」
秋元「え、でも、、、。それは、、、。」
先輩「ぐずぐず言ってないで帰るよ。停止時間はもうすぐ終わりだ」
秋元「。。。。。。」

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再びアケボノ電気独身寮A先輩の部屋での話続き
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先輩「さあ!キャバクラいこ!」
秋元「今日は、ダメです。先輩がはっきりしてくれないなら、会社に報告します。」

先輩「お前も頑固者だね。。。。よし、わかった。お前にも分かるように説明してやる。耳かっぽじって良く聞くように」
秋元「はい」

先輩「お前が気にしている、この前の、ディファレンシャルな、あれ、試験しなかったけど、壊れていると思う?」
秋元「え?んーん。壊れてはいないでしょうね」
先輩「そう、壊れているはずはない。よって、正常に動作する。よって、問題なし!さあ、キャバクラ行こうか!」


秋元「でも、絶対壊れていないわけじゃないですよ。万が一と言うことはある。だから、試験するわけだし。万が一、あのリレーが働かなかったら、原発の外部電源喪失時に非常用電源も働かないことになる。そうなったら、大事故に発展して、放射能が外部に」
先輩「お前も、心配性だねぇ。そんな心配いらないよ。原発は絶対安全!」

秋元「それは、先輩、違いますよ。外部電源喪失事故は、今まで、何回も起きている。だから、非常用電源装置が働いて大事故を食い止めている。」


先輩「万が一な、じゃあ、聞くが、あのディファレンシャルはうちの製品だよな。セールスポイントは?」
秋元「業界初の10年保障、メンテナンスフリー」

先輩「だろ、メンテナンスフリー。試験の必要なし。10年保障。10年後は新品交換」
秋元「でも、それは、違いますよ。原発は危険だから、電力さんの内規に従って、2年に一度は試験して性能を確かめることになってます。それは、通産省保安院の要請でもある。万が一にもリレーが働かないと言うことがあってはならないから」

先輩「お前の頭、固すぎだな。よく考えて物事を言っているの?いいか、よく聞け。あのディファレンシャルの寿命は10年だ。10年のうち働く可能性はほとんどない。外部電源喪失事故なんてめったにないからな。本当にあれは、万が一のためにあるわけだ。そんで、その万が一の時にディファレンシャルが働かなかったら、って、ディファレンシャルが働かないなんて、ほとんどありえない。試験するしないは関係ないよ。」


秋元「でも、絶対安全とはいえない。だから、試験して性能を確かめるわけじゃないですか」

先輩「絶対なんてこの世にないの!お前は、ほんとに、バカだな。いいか、事故確率ってものを考えてみろ。ゼロじゃあないがほとんどゼロ。無視していいんだよ。万が一外部電源が喪失する、そして、万が一ディファレンシャルが動かない、それでも、バックアップがあるじゃない。OCRが働くからOK.。そのOCRも万が一働かなかったとしてもだ、非常用電源は二つある。独立二系統だ。そんで、万が一二つともダメだったら、最後の砦は、バッテリー電源。8時間は大丈夫だ。その間に、電源車が到着して、大丈夫ということになっているんだよ。つまりだ、、電源車登場の事象の確率は万が一の4乗だ。隕石に当たって、人が死ぬより低い確率だ。無視してよろしい」

秋元「なるほど、万が一の4乗か。確かにそうですね。原発大事故は起こりえない」

先輩「じゃあ、この話は終わりにして、キャバクラ行こうか!」
秋元「行きましょ!ありがとうございました。助かったぁ。これで、今晩からぐっすり眠れます。安心しました!」


秋元「あれ?先輩!じゃあ、2年に一度のリレー試験って、あれは何のためにしているんですか?試験なんて無意味じゃないですか。」
先輩「お前もグダグダしつこいね。あれは、儀式って奴よ。安全祈願だな」

秋元「安全祈願ですか!じゃあ、あの時は安全祈願不履行ですね」
先輩「あのな、メンテナンスフリーなんだから、試験しない方がいいんだよ。試験することによって、壊しちゃう可能性さえある。それを考えると、試験してもしなくても関係ないね」

秋元「確かに、下手に試験したら、性能劣化しますね。このあいだ、電力さんが勝手に自主点検とか言って、試験して壊して、、、。」
先輩「うちに泣きついてきて、新品交換したな」

秋元「試験は儀式ですね。安全祈願!」
先輩「よし!じゃあ、キャバクラ行くぞ!」


==================================================================

秋元理は、それ以来、仕事に熱が入らない。安全試験は儀式、安全祈願。やってもやらなくても、安全上は同じだ。確かにそうだ。しかし、それは、秋元から仕事への情熱を完全に奪ってしまった。入社してから3年。電源系統の安全砦、保護リレー。その定期点検試験が彼の仕事だった。それが彼の持っていた仕事の誇りだった。それは幻想だったのだろうか。。。やってもやらなくても同じ。安全祈願を一生続ける自分を想像すると悲しかった。秋元の情熱は別の何かを求めはじめていた。


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消された数字13 涼原 恵 返信5

理君

メールと励ましありがとうございました。私は精一杯取材をし、記事(添付1)を書きました。そして、あの記事を褒めてくれたのは、あなたとカメラマンのKさんだけです。

実は、あの記事は社内では評判が悪く、それだけではなく、あの記事がきっかけで、大問題に発展しているんです。その大問題と言うのは、社内での派閥争いもあるみたいです。私はさっぱり分かりません。上のほう、編集局長以上の人の揉め事ですから。

カメラマンのKさんによると、原発推進派と原発警告派の争いだそうです。そのあおりをもらって、私の記事が槍玉に上がって、「客観報道の域を超えている」「一面的な報道」「不要な不安心を煽る」「政治的な背景理解がない」いろいろな意見が出て、結局、あの記事のおかげで、私は、特報部からはずされてしまいました。悔しくて仕方がありません。

社内では、私は孤立しています。「オムツちゃんには、オムツ記事がお似合い」とか、陰口を叩かれているみたいです。落ち込んでいます。

カメラマンのKさんだけは、私の記事を褒めてくれました。Kさんはベテランカメラマンですが、気軽に私の取材によく付き合ってくれます。彼からいろいろ、今回の騒動について教えてもらいました。

彼によると、新聞記者には、書いてはいけないタブーと言うものは表面上はないのだけれど、ヤバイ記事というのがあって、記者はそれをよく知っていて、自主規制しているんだそうです。原発関連も書きすぎると、今回のように、上のほうから、お叱りがきて、記事を書いた記者が左遷されてしまい、その記者は、地方へ飛ばされるとか。私は、女だから、飛ばされなかっただけましと言うのです。

私も新聞記事の自主規制というのをはじめて知りました。政治部や経済部では常識で、先輩が後輩に教えてくれるんだそうですが、私は、社会部で家庭欄担当だったから知らなかっただけみたいです。

新聞記者の自主規制がなぜ起こるのか、身をもって知りました。一度ヤバイ記事を書いたら、何の警告もなく、何の理由の説明もなく、突然、地方に飛ばされるのです。そして、出世街道からはずされるんです。記者はそれを十分知っていて、それを非常に恐れているのです。私の場合もまさにそれでした。特報部の編集長からは、「ごめんな」の一言があっただけです。理由を尋ねましたが、何も言ってくれませんでした。


ですから、もう、原発関係の記事は書けません。理君から資料を送ってもらっても、宝の持ち腐れになりそうです。月刊オムツ情報に逆戻りです。落ち込んでいます。どうしたらいいのか分かりません。

めぐみ


添付1
校庭線量上限、撤回を 「20ミリシーベルト高い」福島の保護者直談判

東京新聞 2011年5月24日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2011052402100004.html
 福島第一原発事故を受けて政府が福島県の学校での被ばく線量の上限を年間二〇ミリシーベルトと設定したのは高すぎるとして、同県の父母ら約七十人が二十三日、文部科学省を訪れ、設定の引き下げを求めて抗議し、「子どもを守るために被ばく線量のあらゆる低減策を」などと訴えた。事前に大臣ら政務三役に面会を求めたが断られ、同省庁内にも入れなかった。父母らには、渡辺格科学技術・学術政策局次長が応対した。
 文科省前には大勢の支援者も集まった。「二〇ミリシーベルト撤回!」「未来ある福島の子どもたちを本気で守って」などと記した横断幕やプラカードを掲げ、設定の見直しを求めた。
 文科省は四月、毎時三・八マイクロシーベルト、年換算二〇ミリシーベルト以上の場合、屋外活動を一日一時間に制限するよう同県に通知。しかし、一般人の年間被ばく線量限度の年一ミリシーベルトの二十倍で、専門家からも「高すぎる」と批判が出ていた。この問題で政府の対応を批判して辞任した内閣官房参与もいる。
◆大臣面会せず 文科省「1ミリシーベルトに努力」
 「子どもを放射能から守りたい。二〇ミリシーベルトを盾にとって学校も県も国も何もしない。このままでは子どもの健康を守れない」
 福島県内で子どもを持つ父母ら約七十人がバス二台に分乗して文部科学省に到着。しかし、訴えを最も聞いてもらいたい大臣らは面会に応じなかった。
 父母らは省内にも入れてもらえない「門前払い」の状況で、時折冷たい雨が降る中、庁舎脇の床に座り込み、応対に出た渡辺格科学技術・学術政策局次長に代わる代わる「二〇ミリシーベルト」の撤回を求めた。
 父母らのまとめ役の市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」によると、福島県内では保護者が学校に放射線量を下げる対策を求めても「国は二〇ミリシーベルトまで安全と言っている」と対応しないケースがままある。この日は「(政府に)直談判しかない」と思っての行動だった。
 渡辺局次長は「二〇ミリシーベルトは文科省の基準ではない」と発言。父母の一人が「それなら撤回で差し支えないだろう」と迫ったが、「モニタリングの結果を踏まえ、夏休み後に見直す」と明言はしなかった。
 その後、渡辺局次長は「最終的に一ミリシーベルトにしていく」とも発言。父母らは「文書で自治体に通知してほしい」と求めたが、やはり明確には答えなかった。最後には「政務三役と相談して早急に返事をする」と答え、押し問答は約二時間に及んだ。
 訴えに参加した福島市の吉野裕之さん(44)は現在、妻(44)と長女(3つ)を東京都内に避難させている。だが、二〇ミリシーベルトの安全基準が独り歩きし、「近所の人に対し、家族を避難させることさえ心苦しく思ってしまう」と胸の内を語った。「行政が大丈夫と言うから、避難するかどうか、意見が割れてけんかになる家族もある。すべて『二〇ミリシーベルト』が悪い」と憤る。
 「大臣が出てこないのは許せない。でも、局次長が一ミリシーベルトに向けて努力をしないといけないと認めたので、今後の回答を注目している」と家路についた。



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消された数字14 秋元 理 返信6

オムツちゃんへ

メール読みました。あまりにもひどい話なので、驚きました。君の書いた記事は、原発関係の新聞記事の中でスバ抜けてすばらしい記事だった。あれがもとで特報部からはずされるなんて、あってはいけないことだ。

元気を出して!

月刊オムツ通信は、ボクは愛読者だから。育児とか僕は関係ないけれど、「自然にやさしい土にかえる紙オムツを目指して」と言う特集はすばらしかったよ。

ボクは、フリースクールの世話役もやっているんだ。フリースクールの機関紙にいつも記事を書いてくれる人がいて、その人が主催する「お産の学校」というのがある。だから、自然分娩とかラマーズ法とかお母さんとお母さん予備軍の話は聞いている。そういうお母さんたちからは、月刊オムツ通信は、とても評判がいいんだ。そういう意識の高いお母さんたちがボクの八百屋のお客様なわけだ。

オムツちゃんは、どんな記事を書くにしろ、立派な新聞記者だ。読者がそれを知っているよ。気を落とすことはない。



ボクの方も大変だよ。ボクは有機野菜、無農薬野菜を中心にして販売しているんだけど、放射能汚染がどうなっているのか、顧客から矢のような質問が来るので、その対応に忙しい。もう、売り上げは下がるのに、忙しくてどうにもならない。

福島の農家との契約もどうすればいいのか、福島以外だって、放射能汚染はひどいところもあるし。せっかく軌道に乗り始め、採算が取れ始めたボクの八百屋は、経営危機に瀕している。もちろん、有機農業や無農薬の農業を目指してがんばっていた農家が放射能汚染で台無しになって、出荷制限されている場合もある。せっかく作った野菜を捨てている。だけじゃなくて、経営危機だ。

放射能汚染でどこもかしこもおかしくなってしまったよ。でも、絶望はしない。前を見て踏ん張るのみだ。

とにかく元気を出して!
君が落ち込んでいる姿を僕は知らないから、想像できないよ。君らしくないと思うよ。

さとる


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消された数字15 涼原 恵 返信6

さとる君へ

励ましてくれってありがとう。とてもうれしいです。そして、少し元気が出てきました。

月刊オムツ通信の取材でお世話になった一人のお母さんから、メールをもらいました。それによると、母乳からも放射能が出るし、土壌の汚染はひどい。そして、いま、最も心配なのは、福島の子供たちだと言うのです。

そのメールを見て、私は決心しました。福島に取材に行きます。もう、悔しいから。絶対負けないつもり。月刊オムツ通信で原発問題を取り上げてやることにしました。

でも、何をどう取材したらいいのか分かりません。さしあたり、学校校庭20ミリ通知問題(注1)を取材するつもりですが、何かいいアドバイスがあれば教えてください。

めぐみ

PS
さとる君は、私のことを誤解しているようですが、私は、能天気な明るいお嬢さんではありませんことよ。取材で明るく振舞うのは、私の取材手法です。営業上の秘密だけど、さとる君に誤解されるのは嫌なので、ここに秘密を公開してあげましょう!

取材と言うものは、本質的に失礼な行為だと思っているんです。たとえば、事件の取材では、被害者がいて、加害者がいる。記者はどちらにとっても迷惑者です。それでも、取材しなければならない。しかも、本音で語ってもらう必要があるんです。では、どうすればいいか。

私は、思いっきり能天気な明るいお嬢さんを演じているんです。そうすることによって、相手の警戒心を解いて、本音を引き出すのです。真っ赤なスーツや短いスカートだって、考えてきているんです。子供を取材するのだって、まず、子供と仲良くなって、親の警戒心を取り除くためです。もちろん、子供をしっかり一人の人間として取材する姿勢は、本気です。演技や手法も本気を出して本物でなければならないのです。それに、女性の服装をとやかく言うような男はろくなもんじゃないぞ。

注1
【時系列】学校校庭問題関連ニュース&ヘッドライン
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=62055763&comm_id=5598976


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消された数字16 秋元 理 返信7

恵さんへ

福島に行くなら、十分被曝対策をしてください。マスクも良い物を購入してください。本当に十分気をつけてくださいよ。心配してます。本気で。

もしできるなら、私がお願いしたい取材は、ズバリ、福島の子供たちだよ。もう、急性障害がでているらしい。でも、一部の週刊誌の報道だけの噂話にされている。

新聞でこのことをきちんと取材し、報道するところはまだない。ぜひ、子供の健康がどうなっているのか取材して欲しい。

脱原発関連で、連絡先を送ります。福島で健康相談会があるから、それを取材すれば、有益と思います。

それと、脱原発関係のメーリングリストや他の掲示板とかに出ている情報(添付1)を参考にお知らせします。

真実の報道を期待しています。

さとる

PS
あなたが、取材すると言うことに真剣に取り組んでいることは、理解しました。町内会盆踊りの取材のようだと揶揄したのは、撤回させていただきます(笑
ボクが君を誤解しているのは分かりましたが、誤解も何も君のことなど何一つ知らないよ。だって、ろくな話したことないじゃないか。メールのやり取りばかりだからね。




--------------------------------------------------------
以下のリンク先にいろいろな方が被曝の障害かもしれないと言うことが書き込まれています。上げればきりがないほどの数があります。医学的にはありえないことになっていますので、医者に行っても原因不明か風邪にされるのが現状のようです。

低線量内部被曝の症状としては、「被曝ぶらぶら病」の症状だと考えるとすべての謎が解けます。
かくされてきた被曝「ぶらぶら病」
http://www.asyura2.com/07/genpatu4/msg/144.html

または、
「がんにおける放射線治療の副作用・後遺症」http://allabout.co.jp/r_health/gc/302513/
いわゆる「放射線宿酔(しゅくすい)」との類似も指摘されています。
============================================
ネットにある子供の被曝障害と思われる情報(順不同)
ジャーナリスト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」
警告:東京など首都圏で低線量被曝の症状が子どもたちにおきているという情報
2011-05-29 17:29:02 | 福島第一原発
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/945898fc22160543b404a9ca949cefe5

「東葛地区でとくに最近、喉の痛みや、リンパの異常などを訴える子どもたちが多くなっている」
「身体がだるくなる、元気が出ない、風邪でもないのに咳が出る」
「口の中に金属っぽい感覚がすると言う話や、乾燥していないのに顔の皮膚がひりつく」
「ふだん全く鼻血を出した事のない子どもが、鼻血を出す」
「神奈川から聞こえてきた話は、中学生の野球チームが三月の二十三日に半数が吐き気と下痢、鼻血を突然出して、動けなくなった事。食中毒でなく原因がよくわからない話になっていて、その後子どもの体の切れが悪く、大幅に調子が落ち続けている事。」
「東京も、基本的にはチェルノブイリの低線量地域並みに汚染されている」
「喉の痛みを訴える相談はかなり集中してきている」
「どもの抵抗力が落ちてくる事。鼻血もあるし、粘膜の異常を訴えることもあるそうです。」
「とにかく子どもたちに元気が出ない」

コメント欄
低線量被曝 (湘南)
2011-05-29 19:13:52
湘南で医者をしています。

被曝による症状なのか、たんなる咽頭炎なのか、非常に判断に苦しむ所であります。ただ、ここ数週間で、咽頭の痛み、慢性の咳を訴える患者さんは増えているのは事実です。慢性の咳としてはマイコプラズマや百日咳なども原因菌となりますが、当初からそういった細菌に効果のある抗生剤を出していても効果の出ない方が非常に多いです。

季節の変わり目で片付けられる物であれば良いのですが、自分の息子もこの2週間ほど珍しく咽頭痛と咳が止まらずにいたので心配していました。ここまで咽頭痛が長引いたり、咳が長引くことのない子供でしたので、、、、。


鼻血 (kt)
2011-05-29 19:21:23
はじめてコメントします。

茨城県南部在住ですが、7歳の息子が先週、生まれて初めて鼻血を出しました。そして今日も。
ぶつけるなど外部からの衝撃は全くなく、突然たらーっと。今日は車内でした。
頭がガンガンすると何度か訴えてきたり、手首と足首が痛いといいます。熱はいつも平熱です。

小児科に連れて行こうかと思っていた矢先、今こちらを読んで血の気が引く思いです。
どうしたらいいのでしょうか。この地からは引っ越すことはできる状況にないです。
このまま住み続けていいのでしょうか。 

家庭内で食べ物には気をつけていますが、小学校は県産物が中心です。どうしたらいいでしょう。。。
母として、なにができるのでしょうか。。。

のどの痛み、咳、下痢、鼻血 (埼玉県南部20代前半)
2011-05-29 20:55:41
元々普通の方より身体が弱いせいか、ただ単に疲れているだけなのかわかりませんが、被曝症状か?と思われる症状が出ています。

まず、鼻血が出ました。喉の痛み、咳は三週間ほど前から続き、いまは少し治まっています。下痢は1ヶ月以上治りません。元々、お腹は弱く、下しやすいですが、こんなに長引く下痢は初めてだとおもいます。

鼻血と集団貧血 (ひるまはるみ)
2011-05-29 21:31:12
はじめまして。
板橋区に住んでいます。
練馬区・板橋区に住む方々にフラを教えている者です。
震災後、生徒の子ども達(小学生)
そしてそのお母様方から「鼻血」の
話をよく聞きます。

毎回、クラスの誰かが授業中に鼻血を出している。
今まで出したことないのに鼻血が出た(大人も子どもも)。
最近とにかく鼻血がよく出る(いつも出す傾向にある子)。

朝礼で一気に30人もの子ども達が倒れた。
その後朝礼で、
いつもより相変わらず倒れる子が多いとのこと。

座っているのにいきなり倒れるというような貧血を
繰り返す子もいる。倒れた直後目をさますまで記憶がないとのこと。
(医者は異常なしというが、数日後また同じ症状で倒れた)。

「地震」については今だみなさん注意を払うものの、
「放射能」の言葉を出すと、黙ってしまい
なかったことにするように話題がそれてしまいます。

雨の中、ずぶぬれのままサッカーをされていたり、
雨上がりでの校庭での運動会練習など、
話を聞く度、不安で不安で仕方がありません。
この時期に運動会という都内の小学校は多いようです。

あまり、お役にたてないかも知れない気づきなのですが、
どうしても気になりましたのでコメントさせていただきました。


鼻血 (milgyu)
2011-05-29 21:49:45
初コメントです。新宿区在住です。
小学生(8歳)の娘が、先日、生まれてはじめて鼻血を出しました。
ほかにもクラス内で5人ほど鼻血を出した子がいるようです。
高熱が続き、インフルエンザなどの検査も陰性で、原因不明といわれた子もいます。

最近多く飛んできていた黄砂にも放射性物質が含まれていると聞いたことがありますので、
Wパンチなのかも知れません。

できる限りマスクなどをしたり、食材に気をつけるようにしたいと思います。

2011-05-29 22:50:00
茨城県南在住です。
4月中旬に近所の子が3人、うちの上の子供もほとんど同時期に鼻血を出しました。近所のお子さんも今まで鼻血など出したことがないのに、ここ数日続いているとお母さんが不思議がっていました。
私は、3月からずっとのどの調子が悪いです。

(以下略)


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消された数字17 涼原 恵 返信7

ぶらぶら病東京新聞

さとる君へ

アドバイスありがとうございました。
教えていただいた取材先を頼りに充実した取材ができました。

私もはじめは、半信半疑でしたが、福島の子供には、確実に放射能被害が出ています。お母さん方の悲鳴に近い訴えも聞きました。

私の書いた記事が掲載されるか、ボツになるか、分かりませんでしたが、なんと、大きな記事になって掲載されました(添付1)。カメラマンのKさんによると、東南新聞の主導権争いは、原発警告派が原発推進派を押さえ込んだそうです。

もう読んでいただいているかもしれませんが、記事を添付します。思いっきり褒めちぎってください。褒めてもらえれば、私は元気になれます。福島出張取材は、緊張の連続で疲れ果てました。ことが切迫して深刻なのと、被曝に注意しなければならないのは、本当に疲れます。

いろいろな情報をいただきまして本当にありがとうございました。

めぐみ


添付1
「原発50キロ福島・郡山の子どもが大量の鼻血・下痢・倦怠感」(東京新聞6.16) 
http://livedoor.2.blogimg.jp/bookkeepingworld/imgs/d/8/d8c868fc.jpg


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消された数字18 入院

秋元理は、東南病院への道を急いでいた。

恵からしばらくメールが来ないと思ったら、突然、携帯にメールが入った。

「東南病院に入院しています。私、死んじゃうかもしれません。会いに来て。203号室」

いったいどうなっているんだ。惠が入院?死んじゃう?

病院の受付で203号室に恵が入院しているのを確認した。面会者ノートに氏名を記入して部屋に急いだ。

203号室は二人部屋のようだったが、涼原恵の名札だけがかけてあった。ドアをノックすると、見知らぬ若い女性がドアを開けてくれた。

「あ、あの、秋元と申しますが、涼原恵さんの部屋はここですよね」

「あ!はい。そうです。どうぞ中に入ってください」

狭い白い部屋。ベッドが2つ。一つは空いている。もう一つのベッドにパジャマ姿の恵がいた。

「恵さーん!噂をすればなんとやら。理君ですよ!」
見知らぬ女性は恵の友人らしかった。何かヒソヒソ話を惠とかわすと、「じゃあね。お大事に」と言って、そそくさと病室から出て行ってしまった。

理は取り残されたようにドアの脇に立っていた。

「理君。部屋に入って、ドアを閉めて」
惠に言われて、ドアを閉め、ベッドの方へ近づいた。
「いったいどうしたの?あんなメールを突然くれるから、驚いたよ。。。元気そうじゃないか、死んじゃうなんて脅かさないでくれよ。」

「ごめんなさい。でも、私、ほんとうに死んじゃうかもしれないと思って、」

「医者はなんて言ってるの?」

「血液検査で異常値が出たから、入院して、再検査しろって。私、福島に取材に行ったでしょ、だから、だから、きっと被曝して、死んじゃうんじゃないかと思って」

「そんなことはないと思うよ。取材に行っただけだし、福島にはたくさんの人が住んでいるじゃないか。」

「私、福島の取材から帰ってきて、それから、鼻血が出たのよ。鼻血なんか出たのは小学校時代以来だわ。それに、体がだるくなって、仕事に集中できなくて、近所のお医者さんに行ったら、過労だって言われたけど、すぐにぴんときた。被曝したんだ。白血病になるかもしれないって。だから、この病院で精密検査を受けたのよ。そうしたら、やっぱり、再検査しろって言われたわ。」

「福島の取材は強行軍で、過労だよ。被曝量は少ないはずだから、白血病なんてありえない。心配しずぎだよ。そういう心配し過ぎと過労だよ。」

「でも、福島では子供たちに異常が出ているわ。大人だって。。。」

「心配しすぎだよ。再検査の結果、異常なしってなると思う。」

「理君もお医者さんと同じ事を言うのね。本当のことを話して! 私は被曝して、そして、白血病になって、死ぬんでしょ?」

「そんなことは絶対ないよ」

「絶対ないってどうして言えるの?嘘だわ。本当のことを話して! 理君、眼をそらしている。嘘を言って、安心させようとしているのね。」

惠は、ベットに顔をうずめて静かに泣き出した。理はどうしたらいいのかまるで分からないまま、つったっている。

「心配し過ぎは精神的に良くないよ。過労は確かにあるんだろうから、ゆっくり休んで早く元気になって。」

「理君、本当のことを話して!お願い。被曝で白血病になるんでしょ?」

「そんなことはないいってば」

「嘘!私の目をみていって。正直に、知っている事を全部教えて欲しいのよ。お願いだから。」

理は、ベットに横たわる惠のやつれて青白い顔色を見た。惠の手を握り、惠の眼を見据えた。そして、ひとつの決心をした。惠が白血病であろうとなかろうと、彼女を疑心暗鬼から救うのは慰めではなく、真実を伝えることだと。惠の疑心暗鬼を解くのは、慰めではダメだ。知っているすべてのことを話してあげよう。惠なら、きっと真実にうろたえることはないだろう。真実を知らせることこそ、彼女を救うと思った。理は惠の手を握りしめたまま語りはじめた。

「わかった。僕の知っていることは全部話すよ。嘘はつかない。正直に話す。慰めは言わない。君は新聞記者だ。被曝のことはすべて知るべきだ。」
「君は、福島に取材に行った。被曝はしたと思う。ただ、低線量だから、急性障害や白血病は、まず考えられないが、絶対ないとは言い切れない。確率的な影響は個人差が大きい(資料1)。それと、鼻血や倦怠感は、低線量被曝の時の「被曝ぶらぶら病」(資料2)の典型的な症状だ。だから、被曝の影響かもしれないし、そうじゃないかもしれない。これは、誰にも分からない。医者にも分からない断言できない。」

惠は眼を伏せている。じっと聞き入っているのか。理は合わせていた手を離した。

「理君、ありがとう。もう少しここにいて。私の手を握っていて。」

理は再び惠の手を握りしめた。



-------------------------------------------------------------------------

資料1
個人差の大きい被曝障害
http://keikakuteiden1.blog.fc2.com/blog-entry-254.html

資料2
被曝ぶらぶら病が子供に襲いかかる
http://keikakuteiden1.blog.fc2.com/blog-entry-211.html

資料3
被曝ぶらぶら病は、「がんにおける放射線治療の副作用・後遺症」http://allabout.co.jp/r_health/gc/302513/
いわゆる「放射線宿酔(しゅくすい)」との類似も指摘されています。


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消された数字19

ぶらぶら病東京新聞

原発特報部から降格され社会部家庭欄に出戻った涼原惠の記者魂がメラメラと燃えている。

「家庭欄から、大反響を起こしてやるもんね!」


6月に「福島で子供に異変が起きている」という記事(上記記事)を書いた。読者から大きな反響があった。好意的な反響が半分、いい加減な憶測で記事を書くな、風評被害を無責任に広めるなと言う批判が半分。

そして、社内の原発推進派と原発警告派の派閥抗争に巻き込まれ、結局、あのような憶測記事を書く記者を降格するという処分を受けた。

惠は、決して憶測で記事を書いたわけではない。惠の目の前に、被害を受けた子供がたくさんいたのだ。医者も被曝の影響は決して否定できないと言っていたのだ。しかし、因果関係の証明ができない、データがない、理論的な裏付けや科学的な根拠に乏しい点が批判された。批判されても反論出来なかった。

悔しい。

以前、月刊オムツ通信の時に出会った主婦からも、メールや投書がたくさん届いていた。「被曝のことをもっともっと調べて教えてください」と言う内容がほとんどだった。月刊オムツ通信の読者は、惠を支持してくれた。励ましてくれた。それがなによりもうれしかった。

「被曝について科学的な根拠の乏しい記事」という批判を受けないようにするために、被曝について一から勉強し直そうと決心した。そして、すぐに行き詰まった。

「100ミリで安全って言うけど、1ミリでも危険だという人もいる。」
「子供は?妊婦さんは?基準値に考慮されているの?」
「500ベクレルの食品はほんとうに安全?」
「1ミリでも危険があるという学者もいるけど信用できるの?」
「セシウムは体に蓄積するのしないのどっち?」

調べれば調べるほど疑問が次々と沸き起こる。

1ミリでも危険だという学者の意見のほうが説得力が感じられる。しかし、問題は、記事を書く時に必ず科学的な根拠や解説で記事を補強しなければならない。それが恵にはできない。できないから記事にならない。全てボツになってしまうのだった。

困り果てて、理のことを思い出した。理の聞けばわかるかもしれない。メールでのやり取りではなく、直接取材して、彼の意見として、記事にできないだろうか。

科学的な根拠を問うには、科学者に取材しなければならないが、それではまったく記事として面白みがない。すでにそういう記事は腐るほどあるではないか。そういうものがあってもなお、被曝について分からない事だらけなのだ。なぜなら、人によって言うことが違うから。。。。

理なら、脱原発活動をする有機野菜の八百屋が語る意見として面白いかもしれない。月刊オムツ通信なら、脱原発運動の現場の声として載せることができる。






惠は、理の部屋いにいた。そこは、古びた7階建ての小さなビルの6階の一室。一階には、理の有機野菜の八百屋があった。



惠「で、結局、100ミリで安全?1ミリでも危険?根拠が分からないわ。新聞記事の内容を科学的な根拠で補強しないと、記事が全て、ボツになってしなうのよ。」

理「100ミリで安全というのは、ICRPの勧告だよ。そして、その勧告は、間違っている。批判的な科学者はたくさんいる。」


「間違っていることの根拠は?」
「ええと、それは、批判的な科学者の意見だよ」


「どっちが正しいのかという判断の根拠は?」
「誠実さだよ。科学者としての」


「誠実だという根拠は?」 
「それは、妊婦さんとか、子供のことを心配している点だよ。安全教授は、そのことを決して言わないで、隠して安全宣伝をしているんだ」


「それじゃあ、ダメなのよ。誠実さじゃダメなの。しっかりした科学的な根拠で記事を補足説明しないと、全てボツなの。」
「そりゃぁー、困ったね。どうしたらいいのは僕には分からないよ」


「それでね、理君の意見なら記事にできるわけ。月刊オムツ通信なら、現場の声を大切にできるから」
「ああ、なるほどね。それで、脱原発の八百屋が語る被曝の危険というわけだ」


「八百屋はいつからやっているの?」
「4年前から」


「その前は何をしていたの?」
「大学を卒業してから、プータロウで、歌手を目指していた」


「これは、取材です。まじめにやって!この前、一緒にカラオケに行った時、もう、ひどい音痴なんで呆れたわ。秋元理は、2001年、東大工学部を卒業後、原発関連会社大手の○○電気株式会社に入社するも、脱原発に目覚め、5年後に退社。現在は、有機野菜の八百屋の店長。肩書きはこれでいい?」
「なんだ知っているじゃない。ん~ん。前の職場の人を裏切るような事になりそうで、いろいろ世話にもなっているし、前職のことは、書かないで欲しいんだよ。それにしてもどこで、そんな事調べたの?」


「私は新聞記者ですからね。そんなことは簡単。27歳、現在は、彼女なし。」
「おいおい、なんだよそれ、彼女いないなんてのも、調べたの?どうやって?」


「下の八百屋の店員さんに1時間前に取材しました。」
「。。。。。。。。。」


「今まで付き合ったといえるような恋愛経験なし。」
「はは、それは違うよ。以前同棲していたことがある。」


「え?それで、その彼女とはどうして別れたの?」
「彼女は、交通事故で死んだ。」


「今でも彼女が忘れられない?」
「ああ、忘れられない。」


「ごめんなさい。関係無いことを思い出させてしまったかしら。言いたくないことは、ごまかさないで、ノーコメントといってくれればよかったのに。」
「いや、別に隠しているわけじゃないし、気にしないでもいいけどさぁ。そんなプライベートなことまでいろいろ取材する必要があるの?新聞記事のための取材とは関係ないじゃないか。」


「ごめんなさい。私。理くんのことをいろいろ知りたかったから。だから。。。。じゃあ、肩書きは、八百屋だけにして、『脱原発活動家、有機野菜の八百屋店長、むっつりスケベ』にするわ」
「なんだよ、むっつりスケベっていうのは」


「むっつりスケベというのは、いま分かりました。さっきいから、理くんは、30秒ごとに、私の太ももに目線が行くからです。」
「だって、きみは、そんな短いスカートだから。。。」


「若い健康な女が若い健康な男の一人暮らしの部屋にいて、まじめに被曝の話ばかりしているのって、おかしくない?」
「え?どういう意味?」


「どういう意味って、自分で少しは考えてよ、私のことが好きかどうかって聞いてるのよ」
「あ?突然、そういう話になっちゃうの?ええと、ノーコメントと言いたいところだが、いや、正直に言うよ。君の太ももはすばらしい。きれいだ。魅力的だよ。しかも、二本もある!ずっと見つめていたい。」


「ちゃかさないで。太ももじゃなくて、私のことが好きかどうかって聞いてるの!」
「好きだよ」


添付1
「原発50キロ福島・郡山の子どもが大量の鼻血・下痢・倦怠感」(東京新聞6.16) 
http://livedoor.2.blogimg.jp/bookkeepingworld/imgs/d/8/d8c868fc.jpg


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